すとう功の周回遅れ

元駅伝選手の「いろんなことに走り続けます」

千載一遇のピンチ№2

2012年02月29日 | 市政・市制・市勢

 一般質問3日目は6人の議員が質問し、市長は昨日のような「担当者に直接聞きに行くのはけしからん」などの暴言を吐くことは無く、一般質問が終了しました。

 あえて言えば、共産党の渡辺議員が質問した「除染マニュアル」についての答弁で、細かいことを聞きすぎたためか答弁が“文句”に聞こえたのは私だけかな?。

 昨日の一般質問で『排水対策』を質問しましたが、東部地区は地盤沈下が40~50cmほど沈下したと答弁があったのに対し、中・西部地区は事前に通告していなかったためか答弁がなかった。

 そこで、本日市役所内のパソコン見せていただき「国土地理院」の人工衛星で測量してある地図を見た。官公庁用に公表している地図は、市内あちこちが測量されており、ほとんどのところで地盤沈下がありました。

 地図に表現されていたのは数10mおきに、地盤表記が1cmまで表わされています。衛星による測量ですから大雑把なところもあり、10数m先で50㎝も数値が違うところもあります。

 西部地区では岩沼駅西口の小高いところで-5~10㎝と大きくありませんが、土ケ崎郵便局付近は-20~30㎝になっています。そして中央部の新図書館あたりは-25~30㎝、東洋ゴム北側で-30~50㎝、南小学校の南側で-35~40㎝となっていました。

 震災の影響は東部地区だけではありません。中・西部地区でも地盤は大きく沈下しており排水の問題はよりひどくなることが予想されます。東部地区は津波被害があったために国の予算もつきやすく、ポンプ施設を設置することを計画しています。

 新年度予算を見て感じたことは、約8割の市民税と約7割の固定資産税を納入していると思われる中・西部地区に排水対策を実施しないと、住む人どころか企業誘致もままならないのではないかと感じます。

 あっ、やばい~、担当者に直接聞きに行っちゃった。


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千載一遇のピンチだよ

2012年02月28日 | 市政・市制・市勢

 千載一遇のチャンスです」。と市長の答弁があった。本日は私の一般質問で2番目、傍聴者は多いよと聞きながら、『排水対策』で質問した答弁にありました。

 震災の影響で東部(玉浦)地区は40~50㎝地盤沈下し、昨年の9月21日は東部地区で、田んぼは白海状態になりました。主要道路はあちこちで15~20㎝くらい冠水し通行止めがあったとも答弁にありました。

 実際市当局が把握しきれないほど冠水しており、道路のほかに報告はありません。私はこの日、西部地区で膝下まで道路冠水しているところを目の当たりにし駅西口付近では車が2台水没しています。

 宮城県の土木部では岩沼と名取市の水害を防ぐため大きなポンプ施設を赤井江地区で直接太平洋に排水することを計画しています。元来、建設計画があったものの震災で建設が早まることになったのです。

 その他、東部地区には7か所のポンプ場新設と、3か所のポンプ施設改修も計画していました。これは県がポンプ場を新設するので、周辺にポンプ施設の新設が可能なのです。

 『水害の街・岩沼』では既存の排水路を通して市街地から五間堀へ排水します。しかし、下流側でポンプ施設の建設計画でもない限りは、新たに水路を作り市街地から五間堀への排水は一滴たりとも流せません。

 毎年のように水害で苦しむ市街地(中部)地区および西部地区にとって、排水計画は震災に乗じて、まさに千載一遇のチャンスなのです。だから、今回の質問では「二重行政の解消」や「排水特区」を持ち出して、多方面から提案したのです。

 市長から出てくる言葉は「検討します」なのです。千載一遇のチャンスと言う割にその後、しかし、、、から始まり「やります」とは明言しません。今こそ千載一隅のチャンスでこれを逃すと水害の街はこのままなのです。

 また、大友健議員(4番目)の質問でこんなやりとりがありました。同議員は20日に市役所へ行き、担当者に放射能測定器を「土日も貸し出したら」と提案した。が、担当者の答えは「ノー」だったとのこと。

 しかし翌日の議会で市長の「施政方針並びに提案理由書」で翌日も貸し出すことになったことに抗議したものでした。市長は答弁で議員が(市役所)担当者に直接聞きにいくのは、けしからん。(聞きたかたっら)私のところに来てください!!」

 また、施政方針は前日の夕方に変わるものとも言うが、予算書作っておいて施政方針変わるのはおかしいと思いつつ、我々議員は市役所に来るな!ってこと?

 市長~っ、排水のみならず千載一遇のピンチです。


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H24予算議会の質問

2012年02月27日 | 市政・市制・市勢

 平成24年度の予算に関わる代表質問がありました。今回で2回目となる代表質問は、議会改革での一貫で昨年度の予算議会から始まったのです。

 私は昨年までの会派(ピアネットいわぬま)内で、「代表質問は良しとしたが、質問方法は『一問一答方式』を提案した」しかし、会派内でも意見は割れ全員で協議した結果、現在の『質問3回ルール方式』になりました。また、予算以外でも今年からよいことになった。

 一問一答と3回ルールはどう違うか説明します。前者は①~⑤までの質問がある場合、①についてじっくりと何回でも質問できます。順序どおりに進み⑤迄の質問になります。ただ⑤の質問の後、③とかへ後戻りできません。

 それに対し、後者は①~⑤まで一括して質問し答弁も①~⑤迄一括して行われます。最初の質問を含め3回まで質問できるが、質問数が10問もあれば聞いている方は何番の質問と答弁なのか分かりづらいです。

 本日の質問者は共産党の松田氏、元議長の沼田氏、副議長の布田氏、そしてみらい岩沼の飯塚氏、最後は改革公明初心の宍戸氏の5人でした。

 一問目は原稿があるので質問内容もわかりやすいが、2問目からは答弁次第で質問は変えてきます。角度を変えて質問し良い答弁を引き出そうとするからです。

 復興に関し「交付金」「原子力」「集団移転」「保育所」「農地」「災害ごみ」「企業誘致」「災害住宅」「土地利用計画」のことなど様々です。これを市長1人が何事もなく答弁していく。(いずれも最初の同じ答弁のようだった気がします)

 質問中に傍や後ろで担当部課長が一生懸命ペンを走らせ記録しています。でも、本日答弁した市長部局で市長のほかに答弁したのは総務部長だけでした。

 市長も各会派の代表が質問するので自分なりに頑張ったのかもしれないが、2問目からは担当職員に答弁させてもよいのではないかと思う次第でした。

 明日は私の一問一答、さて答弁は市長だけかな~。


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議会は舐められている

2012年02月23日 | 日記・エッセイ・コラム

 昨年末に行われた市議会議員選挙から2か月が経過し、本格的な2月定例会(議会)が始まりました。一般質問の事前通告は22日に受理され抽選の結果、私の日程は2/28(火)2番目に質問することになりました。

 今日はその準備と議会終了後に向けた打ち合わせを同会派の大友健議員と会派室で行いました。2人にはもったいない広さがある会派室は、書類などで雑然としていることから綺麗にまとめました。ついでに珈琲メーカーも設置した。

 質問の日程は2月27日が各会派の代表質問で、28~29日が一般質問です。代表質問は5人が行い、持ち時間は30分で質問回数が3回迄のルールとなっています。ちなみに一般質問は持ち時間40分で質問回数は無制限です。傍聴して飽きないのは一般質問だと思います。

 22日に事前通告書で質問の趣旨を記載し、執行部(市)側に文書で伝えるのです。これを基に市側は答弁書を作成し、市長に提出し議会答弁の基本になっているみたいです。(あくまでも基本です)

 仙台市や名取市で一般質問を傍聴した際、違和感を感じた事がありました。首長は最初の答弁と関連することは答弁するが、その後の答弁(一問一答方式の2問目から)は、各担当職員に任せていました。

 岩沼の場合ほとんどが市長の答弁です。(教育関係は教育長です)たまに詳細に入った場合などは担当職員の答弁ですが、職員答弁が困窮すると助け舟に市長が答弁してきます。(ここが違和感でした)

 市長が全てを把握することなど不可能に近いのです。各担当職員に任せることは職員意識が高まるのではないかと考えます。でも、、、こんなことがあった。

 今月2日に市役所に赴き、某課長に「名取市である震災復興策を行う」と情報を入れ、近隣市町でもやることを告げると共に「岩沼もしてはどうか」と促した。

 課長は「岩沼はやりません」と否定し続け物別れになった。しかし、14日に渡された説明会の資料には提案したことが「やることになっている」(これって、なに?)

 岩沼がやらないならば「一般質問で質そう」とするためアクセク奮闘している議員が職員から舐められているように思えてならない。それもこちらから電話で確認してから判明するのだ。(通常なら報告あるでしょう!)

 詳細知りたい方は会派室へ、美味しい珈琲あります

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大声で傍聴者黙ってろ

2012年02月21日 | 日記・エッセイ・コラム

 「うそのブログを書いている」「ブログで誹謗中傷している」議運を傍聴していた私に向かって沼田健一議員が発した言葉です。また「内容を削除し陳謝してほしい」とも(本当のことを書いたつもりが誹謗中傷???)

 今日から2月定例会の議会が招集され10時から始まった議会は、市長の『施政方針並びに提案理由書』(40ページ)を主に読み上げ、1時間足らずで終了。(市長が約55分も読み続けて、、、お疲れ様です!)

 議員や職員は書類を配布されますが、傍聴に来た市民は何もなく退屈だったに違いありません。傍聴者は声を発することも、書類に目を通すこともできません。

 午後1時から始まった議運の傍聴に顔を出したのは、2時少し前でした。津波被災地の中では岩沼市議会だけが設置していない「震災復興特別委員会」の設置について議論が始まった際に、沼田議員から冒頭の言葉が出た。しかも傍聴席の私に向かって指を差し、何度もうそを書いていると。(傍聴者は反論できません)

 私たちの会派「いわぬまアシスト」議員2人のブログを巡って会議は意外な方向に紛糾する。ブログにうそを書いているから特別委員会の議題に進めないとのこと。

 堰を切ったように森議員や発言権のない布田副議長(委員長に発言の機会を求めて)まで意見がありました。本当のことを書かれると困るのですかね???

 これに対し残りの議員は「特別委員会の設置とブログの話は切り離して議論すべきだ」(ごもっとも!)と言うのですが、SBN委員長がはっきりしないのです。

 一度決したことを元に戻す沼田議員は、酒井議員の「感情論になっている」発言に、意見の途中から口を出す始末。これが尾を引きズルズルと約2時間うんざりする会議をSBN委員長が会議を仕切れません。

 会議終了間際、次回の会議日程を巡り委員長が暫時休憩を発言しました。「次回の会議は今週中にすべき」と大友健議員が提案したのに「来週でよい」との声が出たためです。休憩中なので傍聴席から「今週中にやったら」と発言した私にこの言葉が返ってきた。

 「傍聴者、黙ってろ」と、大声で怒鳴る沼田議員。

 怖~っ、次回議運は3/1、傍聴面白そうですよ。

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