政官一緒に隠ぺいなの

　昔、会社員時代にちよっとしたミスをしてしまい、上司や周りの方からかなり怒られた。ミスそのものは恥ずべきではないと悟られ、問題はそれを放置したことだった。大問題にはならなかったが、小さなミスは見逃せば大問題に発展することを教わった。

　会社員時代はお詫び文を数枚書いたことはあるし、始末書も書いたことがある。諸々の失敗は仕事をする中でいくらでもあったが、それを繰り返さないことが大切だった。会社や組織で働いたことがある方は、誰でも経験することではないか。

　顧客から信頼を勝ち取ることは会社の利益につながるが、逆に失墜した折に会社は大損害を被る。例えば『タカタ』や『東芝』『三菱自動車』などがあるように、たとえ数人でも大きな組織の岩盤を崩すことは容易いのだ。


　昨日と一昨日に行われた国会の閉会中審査を見て、日本のトップ政治家とトップ官僚までもが「記憶にない」が連発されていた。安倍という政治家はともかく、官僚までもが昨年９月のことも記憶にないと言い張ることに、政官一緒に隠ぺいなのかと疑惑は増々深まる。

　安倍総理大臣を含む与党議員とともに、証拠を消し去りかばう合う官僚が大勢いるかのように思えてならないテレビ中継だった。これでは総理がどのような成果を残そうにも、官僚が汗水流して働こうが全て隠ぺいされているのではないかと国民は思いたくなる。

　安倍総理は数十年来の親友である加計学園理事長と、会食やゴルフをしたことは事実として知られることであり、それが悪いことではない。しかし、国家戦略特区で仕事に結びつき便宜を図ったとなれば、決して許されることではない。

　そこに関わる与党政治家や官僚までもが「記憶がない」とか「記録がない」と、言い続けることに『日本、死ね！』だね。法治国家である日本は、法律に基づいて仕事する官僚の最大の責務ではないか。一部官僚の隠ぺいは日本全体に拡散する。

　こういうことがまかり通るのでは、殺人などの凶悪犯罪を犯しても「記憶がない」と言ったら許されるの。稲田防衛大臣の元職？本職かもしれないが、弁護士だったら有罪を無罪に勝ち取ることが出来れば利益になるだろう。

　一民間人のウソや隠ぺいで済まされないのが国会議員であり官僚なのだ。こんなことがまかり通るなら、ウソや隠ぺいはどんどん出てきてしまう。日本は法治国家ではなくなるのではないか。単なる小さなウソでは済まされないのです。

　国民の信頼を取り戻す為、誰か本当のことを言う方はいないものか。

楽天観戦は２－４－１

　明日は私の誕生日だ。もうすぐ５９歳になろうとしている。還暦にあと一年と迫っているが、四捨五入すればもう６０そこそこといった感じです。今夜は満月に近い夜空に七夕です。良いことがあるだろうと前祝いのつもりで楽天観戦に行ってきた。

　今年の楽天観戦は７回目で、これまでの戦績は２勝３敗１分けと分が悪い。だが今日は勝つはずそして首位を守ってくれるはずだったが、西武菊池雄星投手の前にヒット４本、３塁踏ませぬ力投に５対０の完封負けを喫し、開幕以来首位から陥落することになった。

　今期の楽天はまだ折り返し、これからです。優勝を祈るとともに今後の活躍にエールを送り続けたい。７月は雨に悩ませられるｋｏｂｏスタが、天候に恵まれ満員の応援団。一緒に観戦した知人とこのままいけばクライマックス、そして日本シリーズまで応援するぞと誓い別れた。

　これで観戦勝敗は２勝４敗１引き分け、明日は良いことがありますように。