湘南発、六畳一間の自転車生活

自転車とともにある小さな日常

心の準備が、

2012年07月17日 | LeMond
 梅雨明けた!

 ただ、嬉しいのだけれども、心の準備ができていなかったかも。いろいろやりたいことはあるけれど、ほぼノープラン。すでに日中の暑さにたじろいでいるので、ちゃんと自転車乗ったり、走ったりできるだろうかと不安に感じたりも。

 夜LeMondで3本。9:17、9:27、9:36。空気圧の低さをえらく感じた、というか実際舗装路を走るには低すぎたMTBとたいしてかわらないタイム。心拍数もあまりあがらない。やっぱり疲れ気味っぽい。じっくり上った。

 ラン関係の本を何冊か借りて、ぺらぺらめくっている。知らないことばかりなので楽しい。一方、読みながら慎重にならないとなと思ったりも。もし高山や静かな山を走るなら、短いコースタイムの場所じゃないと危険だなと思ったりする。山歩きならともかく、僕はランで長い距離を走ったことはない。どれくらいでガクンと体力がなくなるかわからないし、そのとき自分の体がどんなふうになるのかもわからない。山のなかで、突然動けなくなるくらいに消耗したらまずい。少しずつ経験を重ねていこう。

 ここ数日、さがしていたのに見つからなかったものがようやく見つかった。最近使った覚えのない別のザックに入っていた。ということは、数日前にこのザックを使ったってことなんだよな。見つかったのは良かったのだけれども、記憶にたいする不安が。大丈夫か・・・?

MTBで夕練

2012年07月15日 | MTB
 ちょっと疲れ気味だったけれど、今日はLeMondではなくMTBでいつもの坂練。

 ロードだとダイレクトに上る力になる感じがするのに、MTBではタイヤに力が吸収されるからか力がかなり逃げる気がする。だからか筋肉にかかる負荷はMTBのほうが低い気がする。同じ心拍数であれば、ロードのほうが筋肉は鍛えられるような気がする。ただそのあたりのことが頭のなかで整理も理解もできない。逃げた力はどこにいったのか?低い空気圧のタイヤに吸収されるだけなのか?吸収されるにしても力は発揮しているはずではないか?ランでも山道より硬い舗装路を走るほうが、身体へのダメージが大きいのと同じようなことなのか?なんだかよくわからない。わからないからどちらが練習効果が高いのかも判断しづらい。う~ん。

 ただMTBだと上り1本あたりの時間は長くなるし、ロードほど気にならないポジションもこうやって真面目に乗ると気になったりもするし、力が逃げるからかなんだか全身に粘り気のある疲労を感じたりもしたので、いろいろ利点もあるのだろう。今日はちょっと空気圧が低すぎた気もしたので、今度はもう少し空気圧を高くしてみよう。そして今度はちゃんと携帯工具も持っていこう。今日は工具なかったのでポジションの調整ができなかったので。


 9:41、10:11、9:53。

 ところで全然話がかわるのだけれども、最近頻繁に購入してしまう小さな袋に小分けされた柿ピー。あれはまずい。なんだかんだで1日で6袋すべて食べてしまうことも多い。6袋で1000kcalくらいある。明日から禁柿ピーだな。と、ぽりぽりしながら決意してみる。

 それからDVDで借りていた『ドラゴン・タトゥーの女』ようやく視聴。2時間半以上の映画なのだけれども、とても良かった。きちんと筋を理解できたかは自信ないのだけれども、リスベット役のルーニー・マーラという女優さんの存在感が素晴らしかった。ハッピーエンドの映画が好きなわけではないけれど、この映画に関してはハッピーエンドで終わって欲しかった。でもそうは終わらなかった。せっかく希望を持ちはじめていたのに。もたらされなかったもの。やはりあれはきちんともたらされても良かったのでは。いや、だからこそ、こうやってもたらされなかったものの大きさを彼女とともに感じているわけど。「友だちができた」と彼女が語る場面が心に残る。本のほうも読みたくなった。

引き返してラン

2012年07月13日 | ラン
 ラン21回目。七里ガ浜往復。10.28km。5'26 /km。平均心拍148。

 LeMondで坂練するつもりで家を出たが、極小の雨がぽつぽつ。ついでにやたらまとわりつく空気が不快かつ自転車にも良くなさそうなので、1kmくらいの地点で引き返してランに予定変更。以前だったら練習中止以外の選択肢はなかったのだから、やはりランは偉大だ。というか、悪条件ともいえないような状況下においてさえ、ちょっと自転車嫌だなと思ってしまう僕には圧倒的に根性が不足しているのだろう。

 海岸線は風強し。そしてやはり気持ち良いとはいえない空気。風で飛ばされそうなので、途中からかぶっていた帽子を手に持って淡々と走る。稲村ガ崎を過ぎ、今日は七里ガ浜まで。体力的には少しずつ適応してきた感じがするのだけれども、舗装路では股関節の外側あたりの違和感というか衝撃というかが気になる。いずれにせよ、ランの身体へのダメージは馬鹿にはできない。焦らずゆっくり慣らすのだ。

 いつものお寺にゴールしたあとは簡単に下半身のストレッチ。そしてのんびり歩いて家まで。気づいたらがんがん走れるようになってたなんて日が来るのが待ち遠しいけれど、ちゃんとそんな日は来るのかいな?まずは継続、継続。

妄想・・・

2012年07月12日 | 自転車生活
 羅臼岳、斜里岳、阿寒岳、早池峰山、金峰山、蛭ヶ岳(丹沢)、富士山、乗鞍岳、美ヶ原、霧が峰、大山(鳥取)、剣山(四国)、九重山・・・

 山サイではなく、自転車&徒歩で山頂を踏んだメジャーどころな山のいくつか。

 これからは自転車&ランという可能性も出てきたわけか・・・。問題は体力。それなりの山を選び、好天の日を選んで、自転車もランもちゃんとペースを守れば楽しんで走れるかな。

 夏のあいだにどこか試せるかな?




短い時間、少ない距離で

2012年07月12日 | LeMond
 「トレーニングはなにもクライマーの生活を独占するものではない。クライミングにさける時間が短くなっても、強度や密度を増やすことで上達していくことは可能である。ただ、つねに自分自身を超えていくよう努力しなければならない。限界にきてしまったと思っていると実際に行き詰ってしまう」

 「真剣にトレーニングをしていれば劇的な結果を生むこともあるけれど、奇跡をもたらすようなトレーニング計画や、上達段階での近道などはないことを知ろう。経験豊富はトップクラスのスポーツマンに聞いてみると、みんな同じ事を言うだろう。劇的な飛躍のためには地道な努力が必要である、と。トレーニングの一般原則は誰にでも当てはまるのである。」

 「多くの人は、体力がトレーニングの最中に向上するものと考えている。だがこれは誤りである。体力は、トレーニングを終えて休息をとったときにはじめて向上するのである。これまでさまざまなトレーニング方法について述べてきたが、最後に身体を休ませることの重要性についてふれておきたい。トレーニングの方法には誰でも注意を払うが、回復の方法に注意を払う人は少ないからである」(登山の運動生理学百科)

 長時間のレースに出るのであれば、ある程度練習時間も長くしたほうがいいのだとは思う。でも長い時間の練習は避けたい。なので、今まで通りの練習を続けるつもりなのだけれども、焦点や意識は少し変えた方がいいのかもと思ったりも。


先日は強度落として1本増やしてみた・・・

 できる範囲のことを、しっかり意識して、集中してやる。地道に積み重ねる。そしてしっかり休んで回復させる。意気込み過ぎると疲れてしまうので、風通し良く、楽しみながら。でもって、やった分の成果が、やった分だけでいいのでしっかり得られるといいのだけど。あとランやボルダリングがクロストレーニングとして役に立ってくれたら、もちろんそれが目的ではないけれども、嬉しい。

 あ、ちなみに「登山の運動生理学百科」もとても面白くてためになる本ですね。

ようやく山を走る

2012年07月08日 | 山ラン
 ラン19回目にしてようやく山を走ってみた。コースは近くのいくつかのハイキングコースを反時計周りに繋いでみたもの。6.55km。7'27 /km。平均心拍156。

 時間的にはちょっと厳しかったのだけれども、なんだかとても山を走ってみたくて18時15分くらいに走り出す。家を出て、最初の地道までちょうど1km。最初は林道のような道を通り、木々が生い茂っていてかなり薄暗い山道へ進む。すると前から1台のMTBが下ってきた。以前お会いしたことのある方だった。向うは僕と気づかなかったようだけれども、お互い気持ち良く挨拶。数回しか会ったことがないのだけれども、いつも穏やかな雰囲気でひとりで走っている。秘かに親近感を覚えていた人に会えて、なんとなく嬉しい気持ちで尾根への道を登る。





 尾根に出てからは別のハイキングコースに入って、展望の開けたピークを目指す。ここはランドナーで以前探索して辟易した道。ほぼすべてが押しと担ぎだったのだ。でも身軽なランだととっても楽しい。トレラン楽しいなと素直に感じながらニセピークを越え、ちょっと下ってまた登り返して本当のピークに到着。寒い季節と比べると伸びた草がうるさいけれども、夕暮れどきの町と海を見渡す。









 そこからは階段中心の山道を下り、舗装路を少し移動して最後の短いハイキングコースへ。ここも以前MTBを持っていったことがあるのだけれども全然楽しめなかった上に、ちょっと乗ったところでは木の根に引っ掛かって小さく滑落して肋骨を痛めた苦い思い出がある。今日走ってみてもここはMTBは無理だわと思う。でもランでは結構楽しい。3年くらい前に何を思ったか、唐突に自分の足で走ってみたときはあまりのきつさにそれ1回で終わってしまったのだけれども、今回は足に疲れを感じながらも楽しんで走ることができた。短いけれど根っ子の多い結構起伏の多い山道で、子どもの頃の山遊びを思い出したりした。18時50分くらいに入ったので、若干不安もあったのだけれども、木のある場所でもまだ明るさの感じられるあいだに走り抜けることができた。ただ場所柄、暗くなりはじめた山のなかでは怖くて写真は撮れなかった。尾根の最後の展望の開けた場所で1枚撮っただけだった。



 帰り、近くの神社では夏祭りの真っ最中だった。帰宅後は少しだけウォーキング。今までほとんど平坦な海岸線ばかりだったけれども、距離が短かったこともあって楽しく走れたのが嬉しかった。関節への負担なんかも舗装路より軽いんじゃないか?これで明日以降の筋肉痛がたいしたことなければかなり嬉しいのだけれども、さて。



 これからは海と山、どちらも楽しめそうだ!




ぼちぼち

2012年07月07日 | LeMond
 「ピリオダイゼーションは人によってすべてちがう。君がこれまでにないピークに達したときは、そのぶん谷もまた深くなる。そしてトレーニング局面を作るときには『ほかの誰もがやっていること』を無視して、特定のトレーニングに焦点をあて続けなければならないのだ。それゆえマクロサイクルによってトレーニングを期分けすることは、一定レベルのクライミングを維持してきたクライマーにとっては精神的な試練となる。

 たとえば、エンデュランス・トレーニングの初期では、君のパワーが一時的に以前よりも低下するのに気づくだろう。これではトレーニングを続けていく気にはならず、ましてまわりの仲間がガンガン登っているときにはなおさらである。しかし、もし君がエンデュランス・トレーニングを不充分に終わらせ、相性の悪いトレーニングにつなげてしまうなら、持久力がつかないままハイパワーになり、ともにピーキングさせることもできないだろう。

 このようにピリオダイゼーションの計画を頑張り通すには、結果にたいする信念が必要である。計画通り自分の道を行く信念を持ち続けるために、その支えとなることをいくつかあげておこう。第一に、あらゆるスポーツのトップ・アスリートたちはトレーニングを期分けしており、同じ変動の波に耐えている。私たちがトップ・アスリートを見るとき、いつもベストの状態にあるように見えるけれども、彼らもまたオフをとったり、谷間の時期を経験しており、そんなときの彼らのパフォーマンスは、自己ベストやライバルたちにははるかに及ばないのである。

 中略

 トレーニングというものは、言わば不断の投資と報酬の過程である。投資が大きければそれだけ最終的な報酬も大きくなる。だからアップダウンを通して、君ががんばり抜けるような計画をたてよう。」


 「肉体的に上達していく能力は無制限というわけではない。私たちは皆、各自の限界を持っているが、それは筋繊維の構成比率、免疫機能、体型などのように遺伝的要因によって決められているのだ。人は自分の遺伝的な限界に近づいていけば、そこから大きく肉体的な上達を果たすことが難しくなってくる。たとえば、以前にクライミングをしたことがない人は、クライミングに関わるあらゆることがそのままパフォーマンスの上達につながっていく。しかし、もう何年もクライミングをしている人にとっては、その肉体的な能力はふだん行なっているトレーニングへの適応を表したものにすぎなくなる。だから、もしトレーニングを減らしていけば後退することになる。

 このようにビギナーが大きく肉体的な上達をとげることは造作もないことである。しかし何年もクライミングやトレーニングを続けてきて、さらに上達するためには、トレーニングの質、量、内容に注意し、故障しないように気をつけて意識的に行なっていかなければならない。実力が高くなればそれだけオーバートレーニングの危険に気をつけて、伸びる割合がどんどん小さくなっていくなかで、より懸命に努力しなければならないのだ。

 しかし、現実には選手の到達点が遺伝的限界レベルにあることはほとんどない。多くのスポーツマンがトレーニングの優先性を誤ったり、不適切なトレーニングを実践したり、故障にたいして不注意だったりして、自らの潜在能力を引き出す努力を怠っている。知的な想像力をもってこのスポーツに取り組もう。そうすれば、ドイツのリュディ・ボルヒャートというクライマーが50代半ばで5.13dを登ったように、自分を押し上げていくのも夢ではない。」


 全然そんなレベルにいるわけではないけれど、ひとりで練習しているとやっぱり励まされることは多い。

 久々LeMondで、今週短い坂6本。まだエントリー迷っているけれど、とりあえず次の目標に向かってがんばろう!

10日振りにラン

2012年07月04日 | ラン
 ラン18回目。稲村ガ崎往復7.78km。5'45 /km。平均心拍136。

 だいぶ疲れも抜けてきたかなと朝ラン。簡単に準備体操をして、寝ていたときに着ていたTシャツのまま体をほぐすように走り出す。

 10日振りだけれども、ぎこちなくもないし重くもなくちょっと安心。ただ復路はちょっと足が重くなってきた。まぁ無理せずいこう。

 とにかく一番つまらないのが、頑張り過ぎて続けられなくなること。無理すれば体は故障しやすくなるだろうし、張り切って追い込み過ぎたら気持ちが疲れてしまうだろう。だから頭では、たとえばランだったらじっくり1年くらいかけて体を慣らしていこうと思っている。ただそうはいってもペースが落ちすぎるとついつい元のペースに戻しちゃったりするのだけど。いつだって心は難しいのだ。

 3日くらい前に、注文していたトレラン用シューズが英国から届いた。家の近くの短いハイキングコースに今度行ってみよう。