湘南発、六畳一間の自転車生活

自転車とともにある小さな日常

18秒負けた賭け

2007年05月27日 | 自転車生活
 金曜日、雨のために出かけられなかったヤビツに14時過ぎから出かけてきた。今日は予定では走れる日ではなかったのだけれども、なんとかなってしまったので。

 思うところがあって今日は真剣に追い込んでみたいと思っていた。ギャンブルではないけれども、ギャンブル的な勝負。なんてことはないのだけど、とにかく真剣に頑張ってみたかった。でもって、一応目標タイムも決めたりしていた。

 のだけれども、結局目標のタイムには18秒足りず。表ヤビツでのTTではいつも言いわけなしに一生懸命頑張っているつもりなのだけれども、今日はいつもよりさらに集中できていたと思う。だけれども、だからこそ本当にきつくて何度もくじけそうになった。そのたびに一瞬目を閉じて少しペースを落とし、まだまだここで果てたら駄目だと言い聞かせた。にもかかわらず、先ほど書いたように結局目標タイムはクリアできず。



 今日の39分18秒というタイムは僕にとってのベスト。これまでのベストは去年の秋の39分49秒だからもちろん嬉しいことは嬉しかったのだけれども、今日はなんとか38分台を出したいという気持ちのほうが強かったのですっきりと喜ぶことはできなかった。



 峠に着いてからは、自転車から降りることなくそのまま護摩屋敷の水場へ。せっかくヤビツに来たのだから美味しいコーヒーのために丹沢の湧水をボトルにつめていきたかったのだけれども、ヤビツで自転車から降りてしまったら護摩屋敷の水場まで下ってからあらためて峠まで上り返してくる気がしそうもなかったのだ。
 というわけで、峠の頂上での休憩はなしで、今日はかわりに護摩屋敷の水場で丹沢の湧水を飲みながらの休憩。もっとも、ここまで下ってくるあいだに息はほとんど落ち着いていたので休憩といっても水飲んで、ボトルに詰めたらすぐに上り返しちゃったんですけどね。



 で、あらためてお約束の写真。ところで今日はデジカメ忘れてしまったので、携帯のあまり鮮明でない写真です。ちなみに軽量化をはかるためにあえてデジカメを持って行かなかったわけではありません。本当に忘れちゃったのです。

 走り終えたときに峠で体を横たえて空を見ながらぐったりと解放感にひたれなかったかわりに、菜の花台のベンチで少しのあいだ音楽を聴きながら横になって空を眺めた。走る前はあれこれといろいろ考えていたのだけれども、走り終えてみれば心はほとんど空っぽになっていた。そして今日39分を切れなかったことはきっと正しいことだったのだと思った。今の体力、今の気持ちではおそらくここらが妥当なところなのだろうと思った。

 行きが追い風だったかわりに、帰りはずっと向かい風でちょっときつかった。今日は出走じたいが結構慌しくて、しっかりとした食事も補給もしていなかったので途中で軽いハンガーノックになり、柳島のセブンイレブンでカップラーメン・シーフード味を食べた。「カップラーメンかよ!」って気もしたんですけど、無性に食べたかったんですよね。

 部屋に戻ってきてからは友人を誘って一緒に飯を食った。なんかすっかり疲れてしまって食事の支度をする気がおきなかったから。友人はビールを飲んだけれども、今日は僕はやめておいた。ビールなんて飲んでしまったらすぐにでもコロリといってしまいそうだったから。アルコールを飲まなかったおかげでコロリといくことなくちゃんと部屋に戻って来はしたものの、今ものすごく眠いです。というわけで、このエントリーがすんだらそのまま果てようかと思います。

 で、明日は丹沢の湧水を沸かしたコーヒーだな。とりあえず明日の朝が楽しみ!っと、なんかすごくとりとめのないエントリーになりましたね(汗)