湘南発、六畳一間の自転車生活

自転車とともにある小さな日常

昨日のヤビツ朝錬

2007年05月13日 | 自転車生活
 すでにお伝えしたように、昨日はyu-jinさんプレゼンツのヤビツ公開こそ錬に参加させて頂いて来ました。金曜日に僕にしては結構しっかり走ってしまっていたこともあって「どうしようかなぁ」という気持ちも実は少しあったのですが、走り出してみれば思いのほか体に疲れは残っていないようでした。そして何よりもこの日も前日を上回るような絶好の自転車日和。乾いた空気がとても爽やかで、ちょっとスケジュール的にはきつかったのだけれども、無理して参加して本当に良かったと思いました。

 集合場所の名古木まではいつも同様単独で。花水川橋のところで待ち合わせをしている人たちがいるのは知っていたのだけれども、前日1ヶ月以上振りにLEMONDにまたがったら思いの他ポジションに違和感を感じてしまったので、この日は名古木までは単独でこまめにポジションを出しながら走ったほうが良いかなと思ったのです。前日は「走るぞ!」という気持ちのほうが先立ってついついその違和感のあるポジションのまま最後まで走り通してしまったので。

 そうしてサドルを微妙に上げ下げすること4~5回。それで駄目だったら前後の位置調整もしたほうがいいかなと思ったのですが、この日は高さ調整だけでとりあえずしっくりきました。良かった。しかしいつもながらにポジションは本当に微妙です。この日だって調整幅は動かしているのか動かしていないのかわからない程度のほんのわずかだったのに、それで全然乗り心地が変わっちゃうわけですから。毎度ポジションを変えて走るのもどうかと思うけれども、違和感を感じるのであればやはりこまめに調整したほうが体には優しいのかなって僕は思ってます。



 やや向かい風基調のなか名古木に到着すると、すでにyu-jinさんとsudobanさんモリさん、Tonyさんが到着していました。それからほどなくしてsudobanさんのお友達のYさん、そしてなんか見覚えがあるスコットのロードが近づいてくると思ったらなんとこんさんも!なんでも事前に参加表明をしちゃうと「絶対に行かなきゃいけない」というプレッシャーがかかってしまうのでやめておいて、ドタ参したとのこと。確かこの方は三浦オフの下見のときもそんな感じだったはず(笑)。気持ちすごく理解できるのでなんとなく笑ってしまいました。それから最後に登場したのが、遠くからはるばるのイッシーさん。三浦オフではきちんとご挨拶できなかったので、あらためてご挨拶させて頂きました。遠くからありがとうございます。

 さて、名古木でしばし談笑(牽制?)ののち、昨日は持ちタイムの遅い人順の出走ということになりました・・・が、結構適当でした(笑)。でもきっちりよりも適当で全然良かったですね。あまりしっかりやっちゃうと真剣過ぎてつまらなくなっちゃいそうですしね。

 僕は一応最後の出走ということだったのですが、その前のグループで出走したyu-jinさんがタイヤがフレームに接触してるということで調整したりなんだりがあったので、結局yu-jinさんとほぼ一緒のスタートになりました。で、走り出してみるとyu-jinさん速いです!確か前回のタイムは47分くらいって聞いていたけれども、ほんの2~3秒前に走り出したyu-jinさんに全然追いつきません。背中を見ながらようやく追いついたのがampmの手前の信号あたり。いやぁ、他の方のブログでも賞賛の的だったけれども、マジでyu-jinさん速くなってます。この伸びはすごいですよ。

 ちょうど信号に引っかかってしまったので、「これは絶対に45分切れるよ。間違いない」と声をかけたら、「いや、ここまででもういっぱいです」なんて言ってけれども、結果は・・・。ここでフルに信号待ちしてあのタイム。この先すごいことになっちゃいそうです。

 ampmからはyu-jinさんに先行して走ります。前日の金曜日の走りのダメージもあるだろうから、43分以内というのがこの日の僕の目標だったのですが、思ったより足は動いてくれているようでした。きっとポジションを調整したのも良かったのだと思います。途中先行している方を何人かパスして、最後はきっと誰かがカメラを構えているだろうからということで、残り100mくらいを下ハンを握って立ち漕ぎで頑張ってみたのですが、先着した方たちは皆道路にへたり込んでいて誰一人カメラなんて構えていませんでした。いや、全然いいんですけど。はい。

 結局この日のタイムは40分38秒でした。40分切りはできませんでしたが、思ったより走れて良かったです。きっと「皆で」というのもモチベーションになったのだと思います。あと天気もサイコーでしたし。上りながら景色に目をやって、気持ち良い!と感じたのは久し振りだったような気がします。そんな余裕はまったくないことがほとんどなので。



 峠に到着したらSSTさんが“自転車で”いらっしゃいました。当日の朝、参加を匂わせるような書き込みがSNSにあったらしいのですが、バイクで来るのでは?という憶測が流れていたりもしました。でもきっちり自走で峠まで先行されてました。いやいや失礼しました。SSTさんとはこの日はじめましてだったのですが、ご自分のブログでときどき強調されているようなオヤジ感なんてまったくない若々しい方でした。今度は是非名古木からご一緒しましょうね。



 さて、そうこうしているうちにこんさん到着!途中で足を攣っている姿を見てちょっと心配していたんですが、しっかりリカバーされたようで良かったです。お疲れさまでした。



 それからyu-jinさん到着!走りが軽い!!しかしひと月半で10分弱のタイム短縮ってどういうことよ?すごすぎ。



 そしてイッシーさん到着!初ヤビツお疲れさまでした!!



 で、峠の看板前で集合写真(sudobanさん撮影)。しかしこそ錬のはずが結局9名も集まったんですね(笑)すごいですね。

 さて、ここからはそれぞれ別行動。裏ヤビツを下って宮ヶ瀬に抜ける方もいれば、表ヤビツを下って浅間林道を走る方や、僕のように直帰する人間もいる。こういう束縛のほとんどないやりかたもすごく良いなと思いました。



 菜の花台では上りのときはしっかり堪能できなかった富士山を眺め、



 秦野の街並みを見下ろしました。 



 本当に素晴らしい自転車日和に感謝の1日でした!

 ところで、昨日は好タイムが続出だったんですけど、「もうこれ以上は絶対に無理!」と言っていた人も絶対にまだまだ速くなると思いますよ。これはまず間違いなく。あまり言いたくないんですが、去年僕がこのブログをはじめた翌日にヤビツを走ったときのタイムは49分36秒だったのです。それがなんとか調子の良いときには40分くらいで走れるようになったわけだから、出だしからしてもっと速いタイムで走っちゃっている人たちが「これ以上は無理!」なわけはないです。ホントこれからが楽しみです!