湘南発、六畳一間の自転車生活

自転車とともにある小さな日常

教訓:休みの前日に予防注射を受けるのはやめよう

2006年11月15日 | 日常生活
 昨日受けたインフルエンザの予防注射の影響だと思うのだけれども、今日は一日ずっと体が気だるかった。そんなわけでせっかくのお休みだったにもかかわらず今日はほとんど部屋で過ごしていた。唯一の自転車はさっき駅近くのスーパーまで買い物に出かけた往復4km。はぁー、ほんとは今日はランドナーで170kmくらい走ろうと思っていたんだけどなぁ。やはり休みの前に予防注射なんか受けるべきじゃなかったな。

 ただ今日一日部屋でのんびりしてみて、たまにはこういう時間も必要だよなぁとは思った。何かに追い立てられることのないゆったりとした時間。体だけでなく、頭も少し気だるく弛緩気味だったこともあって、ほんとうにのんびりとした時間を過ごすことができたような気がする。

 午前中は音楽を聴きながらのんびりと部屋を片付け、床に新聞紙を敷いてぼんやりとLEMONDとブリヂストン号とMTBのディレーラー調整をしていた。どの自転車も最近変速のキレがだいぶ悪くなっていたのだけれども、調べてみるとワイヤーの張りが甘くなっていたりとそれ相応の原因があった。それからブリヂストン号に関してはチェーンホイールを外してちょっとした清掃とボルトの増し締め、BBの増し締めなどもした。最近ここらからあまり感じの良くない異音がしていたので。ただその後の試し乗りはしていないので、異音が消えたかは不明。

 午後は2時間ほどの昼寝のあと、図書館で借りたもののなかなか読み進むことができなかった小説を読んだ。返却期限が迫っているので最後にもう一度チャレンジしておこうと思ったのだ。この小説は男性作家数人が書いた短編恋愛小説を集めたものなのだけれども、最後の短編に「やられた」。気に入ったのは別の短編だったのだけれども、「やられた」と思ったのは最後のその短編だった。こういったモロ恋愛小説なんて読んだのは数年ぶりのことで、きっと免疫が失われていたからだろう。と、恥ずかしいので、そんなせいにしてしまうことにしよう。

 ただ、この短編集のなかの、読み進むことを阻害してたひとつの短編は結局最後まで読み切れず。「お前は吉田美和か!」と言いたくなるような文章で、これは本当にきつかった。あっ、でもこれは決して吉田美和を非難してるわけではないんですよ。僕はドリカム、嫌いじゃないし。ただねー、男が書く、それも小説でこれはないだろ!と思っちゃいましたね。でも、ここまで強い拒否反応を起こした小説というのもそうそうないので、これはこれで見るべきものがあったのかもしれない。この著者の他の作品はどうなんだろうと怖いもの見たさ的な興味も持ってしまったし。

 この短編集を読み終えてからは再度ベッドでうたた寝。夕方からは映画でも観に行こうと思ったのだけれども、それも結局面倒臭くなってやめてしまった。藤沢の映画館にはありがたいことに1000円で映画が観れるメンズ・デーというものがあって、今日(水曜日)がその日だったんですけどね。まぁたまには部屋でだらだら過ごすのも悪くないでしょう。

 映画観に行けなかったかわりに、これから部屋で何か観ようかな。買っておきながらOVERCOMING(ツール・ド・フランス・激闘の真実)もまだ観てないしな。

 とこんなことをだらだらと書いていたら、たったいま聞いたことのないサイレンが鳴り出して藤沢市沿岸に津波注意報が発表されましたとのアナウンスが。こんな防災藤沢のサイレンなんてここに来てはじめてのことだ。僕の部屋は少し高台にあるので大丈夫だとは思うのだけれども、いったい何が起きたのだろう?どこかで地震でもあったのだろうか?