湘南発、六畳一間の自転車生活

自転車とともにある小さな日常

自転車にたいしてはなるべく寛容でいたい

2006年11月07日 | 自転車生活
 日常生活ではついつい小さな事に腹をたてたり、偏狭になってしまったりすることも少なくないわけだから、せめて趣味である自転車にたいしてはなるべく寛容でありたいと最近とくに思うようになりました。そしていろいろな自転車を楽しんでいきたい、また少なくともいろいろな自転車の楽しみを認めていきたいと思うようになりました。走ることにたいしても、機材にたいしても、またメンテや整備などにたいしても。それらのどれをとっても大人子供を問わず多くの人を惹きつける魅力が自転車にはあると思いますので。

 僕はどちらかと言わなくても明らかに走ることへの興味が一番強いのですが、自転車道はなかなかに深く、どんな走り方が一番好きなのかいまひとつまだはっきりしないし、最近は新しい楽しみを知ってしまったからかさらにはっきりしなくなってきたような気がします。先日の林道ツーリングのような走りも好きだし、息を切らせながらのヤビツTTのような走りも充実感があって好きです。それからポタリングだって嫌いじゃないし、いくつかの気持ちが心のなかでせめぎ合いをするようなロングライドの魅力も捨てがたいと思います。でもまぁそれはそれで良いのでしょう。僕が自転車に乗ることが好きなのは間違いのないことだし、きっとそれが一番大切なことなのだと思います。まっ、じゃどんなところを走るのが好きなんだとかそういう話になると、これはまたなかなか深い問題で、話が終わらなくなりそうなので今回はやめておきますけど。

 僕の知り合いには走ることはそんなに好きではないけれども、機材は好きだ、あるいは自転車をいじるのは好きだという人がやはりいたりします。でもどの人も自転車のことを話しているときは本当に楽しそうで、そんなふうに楽しそうに話す彼らを見ているとこちらまで楽しく、そして嬉しくなってきたりします。せっかく自転車持ってるんだからもっと乗ればいいのに、とたまに思ったりすることもあるのですが、彼らの楽しそうな顔を見ているとこれはこれでいいんだろうなって思いなおします。それにそんな彼らだって、自転車に乗ることが嫌いというわけではないのですから。そして走ることへの興味のほうが強い僕だって、そういう機材などへの興味だって当然あるわけだから。

 まぁ趣味だからこそのこだわりといったものもちろんあったりするのですが、せっかくこんな素晴らしい趣味と出会えたわけだから、広く自転車を楽しんで行きたいと思う今日この頃です。