湘南発、六畳一間の自転車生活

自転車とともにある小さな日常

冬のあいだの自転車、ウェア

2006年11月18日 | 自転車生活
 いままでは通勤ライドばかりの日が続くと、「もっとしっかり自転車に乗りたい」と苛々としていたのに、ここ数日の心の平安は何だろう?先日の休みは体調不良で一日ずっと部屋にいた。そして他の日も通勤でしか自転車に乗っていないのにストレスはほとんど感じない。逆にどこかホッとしているところさえある。きっと寒さのせいだろう。

 夏であれば短パン・Tシャツ、レーパン・ジャージといったほとんど裸同然の気楽な格好で走り出せてしまうけれども、冬の場合はそうはいかないところが自転車に乗って外に出かけることを億劫にしている(まだ冬じゃないけど)。自転車で出かけるにはタイツをはき、汗を吸わない下着をつけ、長袖のジャージを着て、さらに風を遮るアウターをはおらなくてはいけなかったりする。僕は持ってないけど場合によってはシューズカバーだって必要だし、イアーウォーマーやネックウォーマーだって身に着けなければならない。ほら、だんだんと面倒臭くなってきませんか?

 でもって、これだけしっかり着込んで出かけるんだったら、やはりそれなりに走らないと損だよなぁなどとつい僕は考えてしまう。でも冬の寒い最中に“それなりにしっかり走る”というのは結構高いハードルなので、しっかりウェアも着なきゃいけない、そのうえしっかり走らなければならないという二つのプレッシャーのために結局部屋にいることを選んでしまったりする。では、そんなにしっかり走らずに、とりあえず近くを少しだけでも自転車に乗ればいいじゃないかとも思うのだけれども、“少しだけ”のために正装するのもなんとなく割が合わない気がして結局部屋にいたりする。困ったものである。

 そんなわけで毎年冬のあいだはかなり走行距離が減るのだけれども、今年は例年よりかはきちんと自転車に乗りたいと思っている。他の季節のように距離を稼ぐことを考えたりはしていないのだけれども、近場のポタや里山探索など冬なりの自転車の楽しみ方を見つけることができたらとは思っている。僕がこのブログをはじめたのが今年の3月。いつまで続くかわからないけれども、とりあえず来年の3月までは続けてみて、自分が1年どんなふうに自転車と付き合ったかというのを見てみたい。と、そんなことを思っていたりしている。

 というわけで、冬でも走りやすい服装、ウェアをちゃんと検討しなきゃなぁ。一応パールイズミの冬用ウェアは一通り持っているけれども、もう少し今年は買いたすつもり。それから自転車に乗りやすいカジュアルなパンツを検討したい。通勤のときはそんなに距離がないこともあってカジュアルな格好で走っているのだけれども、パンツはやはり走りやすいものが欲しいなぁと感じることが多いので。ただバイカーズパンツなんかはちょっとお値段がお高い気がしますね。先日の飲み会でちょっと話が出たけれども、ほんとユニクロとかが自転車用のウェアを一通り出してくれれば僕なんかそれで充分なんだけどな。プロじゃないんだから。自転車人口って確実に以前より増えているはずだから、それなりに儲かると思うんですがユニクロさんいかがでしょうか?

 ところで全然話が変わりますが、先日調整したディレーラーすこぶる快調でございます。やはりメンテはしっかりやるべきですね。調整前の調子がひどすぎたのかもしれませんが、スムーズな変速はとても気持ち良いです。ほんの通勤ライドですが、乗っていてとっても楽しく感じちゃいました。