その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

防災訓練

2014-09-15 03:47:09 | 暮らし

救われる いのち 失われる いのち (by 夢屋)

『夢屋ハーブ園』にフェンネルの花が咲きました。よく見ると黄色い小さな花が、線香花火の散る火花のようで愛らしく、糸状の若葉は魚料理の臭み取りやピクルスの香味として使えるようだ。今年は苗を移植したばかりで若葉を千切るのもはばかられ、こうして鑑賞するに留めて置きます^^;


山形県消防防災航空隊「もがみ」

今日は朝も早よから「高畠町総合防災訓練」に参加しております。『夢屋国王』のお仕事は救助ヘリで要救護者を救うこと…な訳がない。「長井盆地西縁断層帯を震源とするマグニチュード7.7の直下型地震が発生し、家屋倒壊や負傷者多数との想定で、避難所に避難した要救護者への炊き出し部隊であります。
「ハイゼックス」(三井化学㈱開発・登録)で出来た炊飯袋で炊き出しを作る…公の筋書きはこうなるのですが、実は高畠町の日赤協力員の「我妻さん」という方が、一般家庭に普通にあるもので炊き出しが出来ないかと考え「アイラップ」(岩谷マテリアル社のポリ袋)で代用できること考案しました。紙コップ1杯の無洗米に同量の水を加え、袋の中の空気を抜いて口を縛る。(ハイゼックスの場合、輪ゴムが必要ですが、アイラップの場合は輪ゴムも要らない。)これを沸騰した鍋のお湯で煮ること40分、釜だきや飯盒炊さんより手軽に美味しいご飯が炊けます。きれいな水は袋に入れる分だけの水があれば充分で、鍋の水は極端な場合、泥水でもO.K.なのであります。


山形県消防防災航空隊員

自主防災組織のお父さんたちと、ゆかりやごま塩でオニギリを作って参加者に試食して頂く…アイラップで炊き出しが手軽に出来ることを普及宣伝するための営業マンでありました^^;
「3.11東北地方太平洋沖地震」の記憶が薄れないうちに、そして、お隣の南陽市では2年連続の豪雨災害であります。地域のオジさんたちも防災に対する関心が高まっております。防災ヘリ「もがみ」が要救護者を吊り上げ、観覧者の上空で一度旋回して飛び去って行きましたが、皆んな自然と手を振っちゃいますから…美味しいところは全部持ってかれてしまったようです^^;

9月15日は、オッカーの実家である河北町谷地の「どんが祭り」であり、例年、家族でお祭り見物に出掛けるのですが、今年は『夢屋国王』だけ取り残されてしまいました。まぁ、いいですよ。今夜は青森県産のスルメイカが1杯98円、福岡県産のタラコを乗せて、『東北・九州海鮮コラボパスタ』で乾杯!野菜は『夢屋農園』産「だだちゃ豆」で補いましたから^^;

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする