その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

ハンモック

2014-09-04 20:04:39 | 暮らし

しら露を 集め織りなす くもの糸 (by 夢屋)

内閣府は2020年までに女性の管理職比率を30%まで引き上げ、女性の活躍で日本の産業界を元気にするんですと…「女、子どもの出る幕じゃねぇ!!!」などと、強がっていたオジさんたちも小粒になってしまいました。ましてや女や子ども、そしてお年寄りにウケる商品造りをしないと売れ筋商品にはならない…管理職比率云々よりも、人口の半分以上を占める女性目線や提言を実行できる柔軟な発想力を男どもは持つべきなのでありましょうが…。

朝は肌寒く、今まさに「白露の候」…造形家であるクモの見事な天蓋の機織りであります。田んぼのいたるところに白い幕を張り巡らし、一般的に見られるクモですから、種の同定は簡単に出来るだろうと思っておりましたが、中々ピタリと当てはまるクモの名前が出てきません。姿、形やハンモック状の網から『サラグモ科』のような気がするのですが…。

彼女たちは、果たして何時間かけてこのハンモックを掛けたのでありましょうか?主要な縦糸を風で飛ばして葉と葉をつなぎ、続いて横糸を掛けていく。そんな作業工程を観察する時間の余裕も無く、ましてやどの程度の効率で獲物を捕らえることが出来るのか…『夢屋国王』は、彼女たちの努力の結果を見ているに過ぎないのであります。

さて、『夢屋国王』の出稼ぎ先の朝は、試作品の品評会から始まります^^; 今朝もピクルスの試食から…どこまでも婦女子ウケする商品開発を目指しているのでありますが、『夢屋国王』は実のところ酢の物が得意ではありません。まぁ、好き嫌いはないので、食べれない訳ではないのですが、好んで食べようとは思わないのでありまして、特に乳酸発酵したような漬物は「漬物にあらず。」と、身体には悪いと思っていても塩っぱい物が好きな東北人魂を捨てきれないのでありますよ。色合いなども考え、オレンジ色のパプリカとトマト、キュウリを使ってみました。すべて自家製の野菜であります。
「美味しそう~!」(女の子たち

「美味しそうではない!国王が持ってくるものは、すべて美味しいのだ!」とパワハラを繰り返す『夢屋国王』でありますが、自身で試食していないから恐る々々聞いてみる。
「美味しい?」(夢屋国王)
「美味しいです、これ!」(婦女子一同)…^^;
酢、水、砂糖、ブラックペッパーにローリエ、ニンニク一片…新たな加工品は、取り敢えず成功のようであります。

コメント
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