その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

田舎るぅ~!

2014-09-16 19:25:30 | 暮らし

朝露に ぬれるイヌビエ 晴れを呼ぶ (by 夢屋)

本日は晴天の天気予報。『夢屋水田…ヒメノモチ』の稲刈りであります。26年産米の価格が急落したとしても、収穫の喜びを享受できる…ある意味、一年の締め括りの大切な日なのであります。今年は、角刈りをこうして、ああして、刈り取り後の「ハセ掛け」には、杭の位置はこうして…、稲刈り前の入念なイメージトレーニング、そして、パワフルな朝食を食べて、いざ出陣!!!
そんな『夢屋国王』の気持ちも知らずに、『貧乏ファミリー』が手伝いにやって来た。さらに、タイミングが悪いことには、『夢屋国王』が「特製トマトソース」をベースにした「ピザトースト」をまさに口に入れようとした瞬間にやって来たことである。友人『貧乏父さん(H.N.)』には、一切の悪意は無い…いや、むしろ『夢屋国王』の窮地を救おうと『貧乏ムスコ』(失礼!)まで伴い、やる気満々で『第2サティアン』に登場したはずである…しかし、『夢屋国王』は不機嫌であります…なぜなら、仕事には段取りというものがあるから。「角刈りは、機械が旋回し易い幅で、ハセ掛け用の稲杭は作業小屋から持って来て、男結びでこうして、ああして…。」
作業経験のある人には手順の概略さえ説明すれば、かゆいところに手が届くように作業は進むのだが、未経験者には、ひとつ々、説明と要領を示さなければいけないから、指示者は倍以上に気を使わなければいけないのであります。つまり、最も農作業の美味しい部分を残さなければいけない。稲刈り機械は、直線で刈り易いところを、ハセ掛けは、掛け易いように稲束を運んで…。

「んだなぁ~、11時頃に、また来なよ!」と『貧乏父さん(H.N.)』の善意に応えるのが精一杯の『夢屋国王』の気持ちであります。『貧乏父さん(H.N.)』は、きっとこのブログを見るだろうけれども、敢えてこうして指示者の苦悩を書き連ねるのであります^^;
友人『ノロ君』は、『夢屋農園』を体験型観光の拠点として活用すれば良いと提案してくれるのでありますが、所詮、一見さんの観光客相手だとすれば、手直しや手際の悪さを笑って見ていれるだけの農家としての力量が必要なのであります。自分の動きで精一杯の『夢屋国王』には、まだまだ、観光農業の道は遠いのでありますよ。
『貧乏父さん(H.N.)』にしても、然り…有能な営業マンは、顧客のニーズを把握すべきであり、一方的に善意(商品)を紹介したとしても、必要としない人には、仕事の妨げになる営業でしかないのであります。「え!こんな商品(サービス)があったのか。」と、顧客が提供した時間に見合うだけの商品(サービス)を提供できるようになれば、一流の営業マンでありますよ^^;
読み手によっては、悪口のように思えるかも知れませんが、実は『夢屋国王』も勉強させて頂きました。「体験型観光農業」を実践するための営農者の心構えというか、何というか…『貧乏父さん(H.N.)』!!! 来週は『夢屋水田』の「はえぬき」の稲刈りであります。あんたは来なくて良いから、『貧乏息子(失礼)』だけ、派遣してください^^;

本日のタイトル『田舎るぅ~』って、実は「稲刈る~」をもじったつもりですが、語呂が合わない^^;

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする