その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

お留守番

2014-09-21 21:13:08 | 暮らし

待ちますが 早く食わせろ 昼ご飯 (by 夢屋)

彼岸入り、爽やかな秋晴れの土曜日であります。オッカーは長男『ポン太郎君』の進路相談で上京し、『夢屋企画』専属イラストレーターである長女『有季菜先生』は、9月より晴れて正社員雇用となったため土曜出勤。つまり、今日は迷犬『柴犬コウ(本名:さくら)』と『夢屋国王』がお留守番であります。『柴犬コウ』は3歳の誕生日を過ぎ、もう大人だから、ひとりでお留守番も出来るのですが、郵便屋さんのバイクの音や稲刈りのコンバインの音に「ウォ~ン♪」と吠えながらビビっている始末。『夢屋国王』は、埼玉県生まれで、おフランス国籍(ウソ!)の愛犬に『夢屋・ビビリーヌ・さくら』というミドルネームを名付けてあげました^^;

留守番犬の遠吠えが『第2サティアン』まで届くものだから、『夢屋国王』は、もごさぐなって(可哀想に思い)、遂に女人禁制の『第2サティアン』に招き入れることにしました。しかし、畑や田んぼで、のたばらせる(伏せらせる)とご自慢のお毛並みがお汚れになるので、オッカーに怒られてしまう。『第2サティアン』初の女性訪問者には、VIP待遇で本館に居ていただくことにしたのでありますが…オヤジの加齢臭漂う本館は、彼女の鼻を刺激したらしく、アチコチ嗅ぎ周り落ち着かない様子であります。(ほっとけ!お前さんは犬臭いんだから…。)
お上品なお嬢様には、昼ご飯としてお肌(毛艶)によろしいワカメ蕎麦をご準備させて頂きました。(ダイエット中のお嬢様は、一日二食なので、バレるとこれまたオッカーに怒られてしまうのでありますが、ひとりでお留守番をする『ビビリーヌ』にはご褒美を上げなくてはいけません^^;)
お食事後、どうも落ち着かない様子なので、ご自宅までお送りしますと、しっかり草むらにデッカイ「ウ○チ」をされて行きました。何で国王自ら「ウ○チ」の後片付けまでしなければならないのか…VIPなお客様ですから仕方ありませんか…。

時は前後し、土曜日の朝食はオシャレに…と考える『夢屋国王』は、冷え込む朝仕事に身体を温めることを兼ねて、冬越し用の薪を切り出します。イメージは、炭焼き職人が作ったらこんなパスタに…そう、カルボナーラを準備いたしました。自家製の完熟トマトとブロッコリーを添え、『夢屋ハーブ園』からは、パセリなどを拝借いたしましたが、いかがでしょうか?
本来ならば、『夢屋水田』の「はえぬき」を刈り取る予定でしたが、少々登熟が遅れているような気がして今日は手控えました。今年の冬は『第3次越冬隊員』を『第2サティアン』に派遣し、パイプハウスの強度実験を行う予定ですから、気の早い派遣準備作業を進めました。夏場活躍したグリーンの日除けシートを補強材入りの透明なビニールシートに替えて、雪でハウスが潰されないように支柱を1本補強して、新たにハウス用の安い薪ストーブと煙突を設置して…ようやくセッティングが出来た頃、友人『ノロ君』が子分の『半次郎』を伴ってやって来た。
「薪ストーブの火入れ式を執り行う!」(ノロ君)
後はいつものように友人『貧乏父さん(H.N.)』の携帯に連絡を入れ、急遽「火入れ式典」の準備であります。ツマミは『ノロ君』が持参した秋の味覚サンマに畑のわさびダイコンを擦りおろす。何も準備していなかったので畑のキュウリに自慢の辛ニンニク味噌でもろきゅう、非常食のカップ焼きそばで急場をしのぐのでありますが…。
日も暮れ、そろそろ「火入れ式」を執り行うところ…、
「ところで、『アナと雪の女王』観たかい?」(夢屋国王) 
「まだ観てねぇ!若者の会話に合わせるためにも、観るべ見るべ!」(ノロ君)
薪ストーブ火入れ式は、急遽、DVD鑑賞会に変更…少ないツマミを補強するために、再度、カルボナーラを二人前…結局のところ、私、今日一日、ご飯(米)を食べていないんですけど…(コメ農家がこれでは、やっぱ、日本のコメは余るわなぁ~!)

「火入れ式」は、明日、盛り塩をして、こっそりひとりで執り行うことにしますわ^^;

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