その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

魅惑の星

2014-09-12 19:47:51 | 暮らし

生ける物 穏やかなるや プラネット (by 夢屋)

昨夜は大人しく寝て、今日朝5時30分に起き、朝仕事は畑の見回りだけにする…雨除けハウスのトマトも完熟しているし…どれ1個…おっと危ない、あぶない…食べてしまうところだった。
そう、今日は人間ドックの日でありました。胃の透視があるので、飲食は厳禁…半ボケのオジさんは、ドックであることを忘れて、いつものようにつまみ食いをしてしまうところでした。そのために、朝仕事は畑の見回りだけにしたのだから…とまぁ、ボケの堂々巡りを繰り返すのであります^^;


鶴岡市(旧櫛引町の柏戸記念館 ブロンズ像のお尻)

さて、慰安旅行の精算も終了し、夜、集会所で米のJA出荷分の調整を行う。『夢屋国王』は、大農家から見れば取るに足らない出荷量でありますから、地元の集荷業者に少量出荷するだけなので、こうした会議は関係がない。末席に置いていただいているだけの存在であります。栽培技術も確立し、農家所得の安定化を図るためには、米が基幹作物となるのですが、元々小規模な飯米農家がこれから投資をして大規模化を目指そうなどとは考えもしないのでありまして、畑作から何とか起業できないかと考える日々であります。


ジョロウグモのお尻

ニンニクは、ある程度出荷の目処が立ち、メロンやトマトも産直形式で出荷すればそれなりのお金に替えることは出来る…しかし、何かが足りない。他所様が出来ることを他所様と同じようにやっても、他所様と同じように所得の向上は望めないのであります。


ドヨウオニグモのお尻

特に雪国の山形県では、冬期間の収入の確保という問題が常に付きまとうのであります。原材料の供給だけでは、所得の向上は望めない。これは発展途上国の経済振興策と同じで、やはり自国で何らかの加工を施し、付加価値を高める方策を考えなければならない。『夢屋王国』が自立していくための鍵は、原材料供給国から加工品生産国家へと脱却させる必要がある。農家は社長(経営者)であり、技術者であり、肉体労働者であり、時として弁舌の回る営業マンにも変身しなければならない。百の技を巧みに操る『百姓』になる必要があるのでありますが、人の良さと自信の無さが災いして一歩前に進み出せないことが多いのであります。足腰の強い経営を目指して、本日は「お尻」に注目してみました^^;

コメント
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