その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

夢屋王国(国勢調査「ひ」)

2011-07-03 16:37:25 | 夢屋王国

「そこに愛はあるのかい?」
この節、軒下に放置してある『サボテンの花』を眺めていると、思わずトレンディードラマ「ひとつ屋根の下」の名セリフを思い出し、チューリップの「サボテンの花」のメロディが浮かぶのであります^^;
土曜日の朝、我が家の『オッカーザウルス』は、東京の高田馬場に二日間の一般公開講座を聞きに出かけて行ったのであります。
心の中で「我が家のババが、高田のババに…」などと思いつつ、「帰りはいつになる?」との問いに「娘たちのアパートのゴミを出して帰るから月曜日になる。」との答え。彼女が玄関の戸を閉める音を確かめると、思わず右こぶしを突き上げ叫んだ「自由だぁ~!!!」
「少なくてもエンジン音を確かめてから、叫びなよ…。」と帰省中の長女が冷ややかに呟いたのでありました…^^;
娘たちが帰ってきて二週間、中年夫婦の二人暮らし…静寂が一変しました。とにかく賑やかである。しかし、国王の生活リズムは守らなければならない。赤タマネギを収穫し、跡地の草むしりを終え、腰の痛みを伸ばしていると…
              
ぶどう棚で、同じように腰を伸ばしている輩がおります。腰を伸ばしているというよりも、踏ん反り返っていると言ったほうが適切でしょうか?蛾の幼虫たちの得意なポーズではあるのですが、腰に負担が掛からないのかと要らぬ心配をしてあげることになります。
              
虫嫌いな人が見れば(←基本的に嫌いな人は見るのもイヤ)黒くて長い毛虫(←そう、毛虫もイモムシも長くてキモイ存在でしかないのでしょうけれど…)の腰が分かるのかと言われそうですが、将来の脚になる「胸脚」が3対、「腹脚」が4対あるので、腹と胸の間が『腰』ではないかと『夢屋国王』は思うのであります。
折角、束の間の自由を手に入れたのだ…やりたい放題、し放題^^;
『夢屋王国』の国勢調査は、まだまだ続く。

No.023 ヒメトラガ(幼虫) Asteropetes noctuina  昆虫綱 鱗翅目 ヤガ科
世の中には奇特な方がいらっしゃいまして「幼虫図鑑」なるものを公開していらっしゃいます。検索結果から『ヒメトラガの幼虫』と同定しましたが、トラガの一種であることは間違いありません。ぶどうの害虫では、「ブドウスカシバ」「ブドウトラカミキリ」が有名で、我が家の「巨峰」の枝も毎年「ブドウスカシバ」の侵入を受け、枯れ折れてしまいます。今のところ、甚大なる食害を行っていないので『姫』の名に免じて放置しておくことにします。
「そこに愛はあるのです」(←単なるスケベ心ですけど…^^;)

コメント
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