その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

夢屋王国(被害調査2)

2011-07-08 12:19:38 | 夢屋王国

『第1サティアン』所有者である友人Tに対し、「第2サティアンは、不便の中にオジサンズの夢の原点がある。もう一度、原点を思い出すのだ…。」と復古主義、原理主義を熱心に説いていた『夢屋国王』でありましたが、ポータブル発電機を手に入れるとアッと言う間に配線をし、蛍光灯を点灯し、換気扇を回す文化的な生活を始めてしまいました。あとはCD付きラジオを調達して、扇風機も必要だ…不便の中にあるはずの夢の原点は、無残にも崩壊して行くのでありました…^^;
              
こうして『夢屋国王』が、文化的生活という毒素と梅雨の長雨に翻弄されている間に、『夢屋農園』の畑エリアで、とんでもない惨状を目の当たりにすることになりました。自慢のキャベツは「ハモグリバエ」に「モンシロチョウ」、「コナガ」に「ヨトウムシ」、「タマナキンウワバ」と「シャクガの類」、「カブラハバチ」…ざっと数えただけでもこれだけの幼虫たちの養育施設になっておりました^^;
              
「モンシロチョウ」がキャベツの外葉を食べている内は、寛大な心を持って接してやろう…などと、偽善者を装っている内に、大切な結球部分まで侵略を受け、アッと言う間に30匹ほど、丸々と栄養を貯め込んだ輩を指で摘み捨てるハメになるのであります。
              
ましてや「ヨトウムシ」は、『夢屋国王』の博愛主義を利用して、平然と芯の部分まで食害していきます。こうなる前に、不織布を伏せておけば、ある程度の被害を防ぐことが出来たのですが、もう後の祭り…今回ばかりは、薬剤散布を選択せざるを得ません。
量販店から「スミチオン乳剤」を購入し、いざ散布と思いきや…もともと殺虫剤を散布しない方向で栽培してきたものですから、小型の霧吹き型散布器は、お尻の部分に穴が開いている…さらに『大人のめがね(老眼鏡とも言う)』を持参しないで「スミチオン乳剤」を買ってしまったものですから、適用作物に「キャベツ」が掲載されていないことに後から気付く始末であります。
「ホウレンソウにも散布出来るのだから、何とかなるべぇ…。」(夢屋国王)
実は、こうした、いい加減な薬剤散布は、後から泣きを見るのであります。基本的に人間に対する害が無ければ…他の作物にも使っていることだし…それでも小心者の『夢屋国王』は、一抹の不安を覚え「スミチオン乳剤」の適用範囲を調べ直します。
「あ"~!!!!!!!!!」(夢屋国王の悲鳴)
「スミチオン乳剤」は、アブラナ科植物に薬害が出る恐れがあります…ですと。
中段のキャベツの褐変した葉の部分が、薬害の生じている部分であります。用法と用量は適切にお使いください…何やら、テレビCMに出て来そうなフレーズが頭を過ぎった瞬間でありました。

No.025 No.026 No.027…一気に国勢調査も進みますが、数が多いので、再度調べながら解説いたします^^;
本日の『キュウリ爆弾』の数は、夢屋王国始まって以来の41本を数えたのであります。

コメント (3)
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