その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

夢屋王国(国勢調査「つ」)

2011-07-23 19:57:41 | 夢屋王国

昨夜は、職場の「生ビール大会」でありました。2時間飲み放題のサンキュープラン(お一人様3,900円)、人はどうして「飲み放題」という言葉に弱いのでありましょうか^^;
夢屋農園のニンニクを持ち込み、すりおろしを肉の漬けダレに入れたり、網焼きにしたりと、店長を横にやりたい放題であります。「美味いっす!!!夢屋補佐」と若い衆のヨイショに上機嫌の『夢屋国王』でありましたが、悲劇は突然やってきたのであります。嘱託のオジサンたちと二次会に繰り出し、さて代行車で帰ろうとした瞬間、「すみませ~ん。ドアロックしちゃいましたぁ~!スペアキーありませんか?」(代行運転手)って貴方…スペアキー持って歩く人います?
スペアキーはあるのだが、車庫を貸していただいている方に預けてある。運悪く家主は不在だったのであります。
「マフラーにジャガイモでも詰め込んで、エンジン止めようか?」(夢屋)
「・・・。(無言)」(運転手)
気落ちしている運転手には、酔っ払いオジサンの冗談も通じない^^;
結局、JAFを呼ぶことにしたのですが、社長は『夢屋国王』の同級生であります。
「まぁ、先に帰ってるから、後はいつものところに止めといて…。」(夢屋)
田舎はとてものどかであります。かばんも弁当箱も車に入れ、エンジンキーを運転手席に置いたまま、一晩、何事も無かったかのようにいつもの駐車場に止めてありました。
              
そんな訳で、友人『貧乏父さん(H.N.)』が、朝仕事の草刈実習(応用編)に来る時間まで、ぐっすりと眠り込んでしまいました。二日酔いのボーっとした頭でモーニングコーヒーを入れ、「今日は、こことそこ…。」草刈作業に目覚めた『貧乏父さん(H.N.)』を実習名目に強制労働でコキ使います^^;
1時間後、「新じゃが」を茹でただけの朝飯とこぶ茶を提供しますと、彼は美味そうに平らげてくれる。さらに1時間30分、彼は文句ひとつ言わず藪と化した夢屋農園(山菜園)を刈り続けてくれたのであります。彼の報酬は、額の汗と「新じゃが」10個、晩酌用のレッドオニオン5個でありました。

No.032 ツマグロキンバエ Stomorhina obsoleta 昆虫綱 双翅目 クロバエ科
『貧乏父さん(H.N.)』の本名である「アブさん」にあやかって、アスターの蜜や花粉を舐めるアブをご紹介しようと思ったのですが、調べてみたらツマグロキンバエ♂でした。「褄黒」と言われるように翅先がやや黒く、複眼の縞模様が特徴的です。『夢屋王国』の報酬は、実に単純明快であります。旬を味わう…これだけで満足し、手伝ってくれる「アブさん」への次なる報酬は、アンデスメロンかトウモロコシになりそうですが、彼は懲りずにまた来てくれるでしょうか?

『貧乏父さん(H.N.)』のブログを覗くと、今朝の草刈実習が記されている。彼は懲りてはいないようだ!!! まだまだ、コキ使える^^;

コメント
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