その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

夢屋王国(国勢調査「こ」)

2011-07-25 13:05:35 | 夢屋王国

2年ぶりに『夢屋国王』の第1お狩場である「蛭沢湖」にへら鮒釣りに出かけ、ひと足早く到着し一人ばかり釣っている『関師匠』に嫌味をたれながらストレスを発散し、日曜日の午後を涼しく満喫いたしました。夕方、馴染みの床屋に出かけ、夏には暑苦しい長く伸びた髪を散髪し、同級生「タケシ」の畑を耕運してあげた。久し振りに幼馴染み3人で、『第1サティアン』で晩酌をしているとスコールのような通り雨。
『アマ執政』による「雨乞いの儀式(前日Up)」の効果は絶大でありました…^^;
子どもの頃から、何の根拠もない伝承があります。ひとつは、蜂に刺されないための呪文「アブランカイ、ソウランカイ。」
釣りの餌にするために、アシナガバチの巣を竹棒で突き、向かって来る蜂に三度ほど早口でこの呪文を唱える…と、蜂に刺されない?
もうひとつは、外遊びをしていて尿意を催し、水路にオシッコをした後は三度「タッペ(唾)」を水路に吐き出す。(お清めの儀式??)
最後は、「カエルを殺すと雨が降る???」という子どもたちの伝承であります。理由など尋ねられても分からない、そう教えられたからそうするだけであります^^;
  
田んぼのイネは、そろそろ「穂ばらみ期」を迎えようとしております。茎の中に幼穂が形成される時期であり、水を最も必要とされる時期でありますが、ぼちぼち、イネの病気も気になる時期であります。イネの葉を見ると画像のように褐変した箇所が見えます。水稲栽培の永遠の課題「いもち病」であり、病変部の中央が菱形になっているのが「葉いもち病」の特徴であります。根元の「葉しょう(鞘)」部分にも病変が…昨年、悩まされた「紋枯れ病」かと思ったのですが、こうして拡大してみるとこれも「いもち病変」のようです。「紋枯れ病」の場合、病変中央部に輪紋が現れます。以前「葉いもち病」が蔓延し、水田全体が麦畑のように茶色に変わった水田を見たこともありますが、ポツポツと探さないと見つからない程度に出ている内は大丈夫。8月上旬に、カメムシといもち病・紋枯れ病予防の『三種混合ワクチン』を散布する予定です。無農薬・減農薬栽培をしたいと思いますが、植物の病気だけは、蔓延するともう止められない…「転ばぬ先の杖」的な防除に成らざるを得ません。
  
6月11日に撮影した田んぼの中のコバネイナゴは、1ヶ月半で、こんなに成長しております。これまた、大量に発生しなければ、少々葉を齧られたとしても恐れるに足りずであります^^;
などと、慢心していると突然畑に現れた『ベートーヴェン』の「運命」が、田んぼにこだまするのではありますまいか…^^;

No.034 コバネイナゴ Oxya yezoensis 昆虫綱 直翅目 イナゴ科
6月に見つけた時から比べると成長が早く、隣の藪の中で見つけたものですから、近縁の「ハネナガイナゴ」見っけ!!!と思ったのですが、コバネイナゴの翅の長短は個体差が大きく、生殖器を解剖し同定しないと、正確な区別が出来ないとか…。悪さがひどければ、『夢屋国王』の手にかかり佃煮になる「運命」であります。ジャジャジャジャ~ん♪

本日の『キュウリ爆弾』の本数12本…まだまだ、収まる気配が感じられない^^;


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3 コメント

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似てる! (貧乏父さん)
2011-07-25 07:49:43
そう言われて見ると「べートーヴェン」に見えなくもない

食べごろは週末ぐらい

土曜の午後から草刈十字軍出撃準備
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達人養成講座に突入 (夢屋)
2011-07-25 13:15:15
それでは土曜日の午後、熱中症予防の缶ビールを
しこたま冷やして待っているよ
草刈りに留まらず、ユンボを操縦してみないかい?
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了解 (貧乏父さん)
2011-07-26 08:41:54
午後二時ぐらいまでに行くよ
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