その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

夢屋王国(国勢調査「え」)

2011-07-11 12:13:17 | 夢屋王国

露地もののイチゴの季節は終わってしまいましたが、四季成りイチゴは、ポツリポツリと花を付けます。今朝もまた早起きはしたのでありますが、ムラの鎮守の神様の夏祭りが終わり、旗ざおを降ろさなければならない。催事は集落での行事となり、各戸の男衆に招集がかかっているので、朝仕事はお休みであります。久し振りの釣行で、年甲斐も無く素肌を露出したので、直日焼きではありませんが、照り返しで肩口が日焼けしピリピリと痛み、戦闘服の袖を通すのが少々苦痛ではあります。
数こそ釣れなかったものの、缶ビールと雰囲気に満足し、少々疲れ気味…たとえ今回は笑顔で送り出してくれた『オッカーザウルス』の前ではあっても、「疲れたぁ~。」の言葉は禁句であります。「楽しかったぁ~。」と言うのが、家庭円満の秘訣、家庭内マナーであります^^;
              
家庭円満…えんま…閻魔コオロギ?
草むしりをした畑のあちらこちらでエンマコオロギの幼虫が顔を見せるようになりました。冥界の王にして、地獄の裁判官と伝承される「閻魔大王」の名を与えられた割には、幼虫はご覧のように『白い腹巻』をしてお腹の冷えを守っている(あくまでもイメージです^^;)…失礼してお尻を眺めますと、彼は♂であることが分かります。ご存じかもしれませんが、♀の場合は産卵管を含めて3本の槍がある…閻魔と名のつく由来の顔立ちは、秋口に大人になった彼らをもう一度ご覧いただくことにしましょう。
彼らは、雑食性とされますが、植物の食害現場にはあまり出くわさない。夜行性で夜のお仕事のためと思われますが、追々どんな食べ物を漁っているのか調べてみたいと思います。スズムシなど、キュウリを与えるイメージですが、飼育の際は共食いを避けるために煮干しなどを餌として入れてあげる…これが雑食と言われる所以でありますが、今の時期ならば、少々キュウリをかじったとしても『夢屋国王』は許すのであります。
今朝の『キュウリ爆弾』本数24本…^^;

No.026 エンマコオロギ Teleogryllus emma 昆虫綱 直翅目 コオロギ科
学名にも「emma」が付いているのです。秋には、彼らの腹囲はメタボな状態になるのはご存じのとおり。雑食と言われるグルメぶりを調べれば、メタボな体型の原因が追究できるかもしれません…^^;

コメント
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