その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

夢屋王国(国勢調査「ふ」ver.2)

2011-07-29 12:47:15 | 夢屋王国

「予知夢」を体験されたことがありますか?
昨日の『夢屋国王』は、正にこれを体験することになったのであります。前日の夕方、畑の畝間を除草し、缶ビール一缶で気分は上々、夕飯もそこそこに床に就いてしまいました。こうなると夜中に目覚めブログUp…夜半からの雨で畑には入れないと諦めた途端、眠気が差して横になったのではありますが…。
『ようやく決まった長女の短期アルバイト。しかし、彼女は当日、出社拒否!
「お前、何やってんだぁ~!先方にお詫びの電話を入れろ~!!」(夢屋国王)』
この場面で、目が覚めた…^^; JRも運休となったゲリラ豪雨に、田んぼの排水だけは確認し、今朝の朝仕事は断念。オッカーザウルスに朝方の悪夢を話したのでありますが、まさか、これが現実になるとは…とほほ。
違法行為と脱法行為。世の中は、このギリギリのところで、上手に折り合いをつけながら生活の糧を見出している方がいます。「罪刑法定主義」…国家は、予めどのような行為が犯罪に当たるのかを国民に広く知らしめなければならず、それ以外の行為は自由であることを保障しなければならない。成人は、法を知らなかったなどと言い訳出来ないが、法が想定していない行為に対しては罰せられることはない。後は個人の倫理観・行動規範の問題であります。
  
長女は、彼女が決めてきたアルバイトが違法行為であると認識したようであります。父は、違法行為では無く、灰色ではあるが脱法的要素のバイトと理解し、むしろ、約束した仕事に穴を開ける事の方が相手に迷惑を掛けると判断したのでありますが…。
午後は午後で、お偉いさんのダラダラ会議…汗を拭くフリをして必死で眠気と闘います。やる気の無い退職間際の管理職が主催する会議など、時間の無駄であ~る。こうしてイライラが募ると、昆虫の名前さえ浮かばないのであります。『お狩場』で見つけたチョウの名前が検索出来ないのであります。形状はタテハチョウ科、テングチョウにも似ているのだけれども、翅の紋がテングチョウとは反対である。どこかで見たような気もするのですが、何かが違っているのであります。
夕刻、このところウダウダと休養していた二女も含め『夢屋国王』のお説教タイム…「二十歳過ぎたら、何をやっても文句は言わない。ただし、人間として道を外す行為があれば、親として責任を果たさなければならない・・・。」と説教を垂れるのでありますが…^^;
この社会に対する怒り…怒り…イカリ?
蝶から蛾の類に検索を広げた時、ようやく求める名前にたどり着いたのでありました。イカリモンガ…この頃には『夢屋国王』は、充分「怒りモン」に成っておりましたとさ。

No.037 ブチヒゲカメムシ Dolycoris baccarum 昆虫綱 半翅目 カメムシ科

No.〇×△ イカリモンガ Pterodecta felderi 昆虫綱 鱗翅目 イカリモンガ科

田んぼの畦に咲いたアカツメクサの花の上で、婚約者と見詰め合うブチヒゲカメムシ…『夢屋国王』の横恋慕に、撮影直前離れてしまいました。マメ科やキク科の植物に付き、イネも害すると言われますがどうでしょう?ヒゲ(触覚)の斑(ブチ)が名前の由来であり、「斑髭亀虫」と書きます。一方、『お狩場』で見つけたイカリモンガは「錨紋蛾」と書きます。翅を広げた時の模様を白線でなぞってみましたが(右)、前翅の紋が錨の形状に見えることから付けられた名前です。日中活動し、翅を閉じて止まり、触覚が細いといった蝶の特徴を備えた蛾の仲間です…ところで蝶と蛾の境目って、一体何なんでしょうねぇ?初めて分類した人が、蛾の仲間に入れちゃったのが原因では…なんたって、同じ鱗翅目なのだから…。
本日の『夢屋国王』は、ブチブチと文句を垂れる怒りモンと化している…^^;
(ちなみに、画像はたまたま捕らえたもので、イカリモンガは虎の子の1枚です。)

天の栓が抜けてしまい、昨日から滝なりの雨が・・・田んぼの排水確認!!!
本日の『キュウリ爆弾』の雨、20本・・・意地でも収穫を続けてやる~!

そして、早朝、二女は気合いを注入されたのか、朝一番の新幹線で東京に帰っていったぁ~。
 


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