その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

夢屋王国(国勢調査「ふ」)

2011-07-28 16:28:18 | 夢屋王国

山形県高畠町出身の故)浜田広介氏の作品に「よぶこどり」という童話があります。
[http://www.geocities.jp/hirosuketakahata/hirosuke.htm/←童話の内容はコチラ第4話]
カッコウの卵を拾って育てた母リスとひな鳥の物悲しい童話であります。この童話は、カッコウの習性である「託卵」という生態行動がベースになっていると思われますが、私は違ったカッコウにまつわるおとぎ話を祖母に聞いたことがあります。
『昔、仲の良い兄弟がいだっけど。ある日、兄が悪戯をして弟の脚絆の片方を隠してしまったんだど。弟は無くした脚絆を探しに外に出たが見つけられなくて、いつまで経っても家に戻らんねがったど。心配になった兄は、「郭公!郭公!」と弟の名を呼びながら弟を探し回っていだっけど。必死で探し回る兄も、いつの間にか自分の脚絆を片方無くしたっけど。そして、いつの間にかその姿はカッコウになっていだっけど。だから、カッコウの履く脚絆は、いつも片ちんばなんだど…。』
このおとぎ話もまた、広介童話のベースになっているのではないか?などと考えてしまいますが、カッコウの声が響き渡る山々はどこか物悲しく、木に止まった姿は、羽を下に降ろしたポーズを取るので『片ちんば』などという表現をしたのではないかと今では思うようになりました。
注)『片ちんば』という表現は、差別的要素を含んでおりますが、聞いたままで表現しております。
  
さて、『夢屋国王』得意の「親の顔が見てみたいシリーズ」…服を脱ぎ捨てたまま、遊びに出かけた子どもの親は…親探しをする前に、犯人そのものを枝先に見つけました。フキバッタ♂であります。しかし、今の私に子どもの躾を語る資格があるのでしょうか?我が子は、伸び伸びと育てば良いと考える余り、素直ではありますが、一般常識がやや欠如している。(常識の無い点は、私も共通しているかも知れませんが…^^;)いつまで経っても、要らぬ心配をしているバカ親がひとり、ここに居るのであります。「カッコー!カッコー!!何だその格好は…!!!」口うるさいオヤジは、娘たちに嫌われますので、心で思っても口には出しません。まぁ、今のところ、風呂場に脱ぎ捨てたパンツを割り箸で摘まれるような憂き目に合っていないだけマシでしょうかねぇ…^^;

No.〇×△ フキバッタの仲間 Paraparapodisma sp. 昆虫綱 直翅目 イナゴ科
この種は翅が退化して飛ぶことが出来ません。フキバッタの子どもと表現しておりますが、成虫♂と思われます。飛べないことから、移動範囲が狭く、地域限定的な分化をしていると言われ、ここでは、フキバッタの仲間としか同定出来ません。名前の通り、フキやノクズを食草としているようで、『夢屋国王』のお狩り場での撮影のため住民登録せず。お宅では、オヤジのパンツを一緒の洗濯機で洗ってもらえます?

夜中にまとまった雨が降りました。田んぼの水を調整しなければ・・・、本日の『キュウリ爆弾』の本数17本。雨でも収穫を続けましょう^^;

大雨で本日、東京に戻る予定の二女は足止め、長女は短期のアルバイトが決まったのでありますが、朝起きません…今朝、夢で見た情景の再現であります。←どこまでも、親バカであります。


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