5月8日(日)快晴
春は駆け足で過ぎていく。もう少し緩やかであったらと思うが、自然の流れはどうしようもない。諸行無常と言ったところか。つまりは、人生迅速でもある。
大山寺へ向かう 大山寺到着
鍵掛峠より南壁
鍵掛峠下の駐車場(木谷登山口)から入るとブナ林が始まる
鳥越峠着 ここまで約1時間
地獄谷 奥に聳えて見えるのは天狗ケ峰だろう?
ここではまだ春がたたずんでいた
サンカヨウの群落 純白の花は大山山麓の春を知らせてくれる
山シャクヤク
駒鳥小屋の窓
緑の風、青い空に白い雲。吹く風は心地よくて・・・。
前回の大山は、4月7日。振り子沢スキーだったが、あれから1月。雪も消えてすっかり様変わりした春の大山。この時期の山は、どこもそうだが本当に気持がいい。やはり春は新たなスタートなのだろう。
緑したたる薫風を体全体に受けながら山に入る。贅沢な気がする。今日は、下見を兼ねて一人で地獄谷へ。9時に登山口に到着。直前に、どこかの団体さんが大挙してスタートしていた。後でわかったことだが、烏ケ山へ向かったようです。
いつもは鳥越峠までの登りがしんどいが、今日は荷物も軽くてぶらぶら歩く。途中で先に出発したグループに追いつき、峠では烏に向かう先客に追いついた。挨拶するような雰囲気でもなくてそのまま素通りして地獄谷へ向かうと、また先客に追いつく。ここの下りはちょっと慎重に。
ルートは途中から左にトラバース気味にたどるのだが、自分はいつものようにまっすぐ沢を目指した。少しばかり残雪もあり、春山らしい気分を味わいながら谷に降りる。
途中、芽吹いたばかりのウドを見つけた。谷にではサンカヨウや山シャクヤクがお出迎えだ。山菜となるタキナ、イラクサの若芽などが顔をだしている。フキトウまで見つけた。
地獄谷の名前とは裏腹に、桃源郷の感がする。水音を聞きながら昼食を摂る。少しばかり山菜を採って駒鳥小屋まで行くと・・・。
写真にあるように窓ガラスの穴が開いている。多分、ピッケルのピックでやったのだろうが、どうしたものだろう。確か3月に来たときはこんなことはなかったように思うが・・・。入口が雪に覆われて入れないから、窓を壊して入ったのか?
帰りはさすがにくたびれたが、3時に車まで帰り着き、4時過ぎに我が家着。今日もよく遊んだ(あるいた)。