山の記憶 (百名山・二百名山・三百名山)

山スキー、その他の山行もあります。

蒜山三山縦走 1泊2日

2021年03月17日 | ちょっとそこまで

 3月15日(月)

 久々に岡山県蒜山へ。大山は百名山に入っているが蒜山は二百名山だ。しかし、この山はいい姿をしている。高速道路から見る蒜山三山(座)は、アルペン的な大山に比ベいくぶん優雅な感じがする。三山は、上蒜、中蒜、下蒜と呼ばれる。

 今回の登山は、スキー縦走を考えていたが、雪が消えて滑れそうになかったので急遽三山縦走に変更し、中蒜の山小屋に一泊することにした。

 この日は中蒜山の山小屋まで。蒜山「道の駅」で出雲の妹尾さんと落ち合い、昼食を摂ってから下蒜登山口へ。車一台は、上蒜登山口に置く。

 元々この話の発端は、出雲の植田さんからだ。最初の話では、大山のユートピア小屋に泊まりスキーを楽しもうという提案が始まりだった。しかし、ユートピアまでは体力的にもきつく、「どうかな?」と感じていたので蒜山を勧めた。しかし、彼が、蒜山の観光協会に問い合わせたら雪は消えているとのこと。

 妹尾さんとは、雪があろうがなかろうがとにかく蒜山に行って一杯やろうと言うことにしていた。植田さんは、スキーが頭にあったらしくて結局辞退された。なんだかおかしな話で始まった今回の蒜山三山縦走でした。

 今回は、この後大山振子沢スキーを考えているので、体力作りも兼ねてやることにした。

 

                        下蒜駐車場

                   

 ひさしぶりに山泊まりだ。テントこそ担がないが、その他色々あるので荷物は重い。本来なら、これにスキーがつくのだが・・・。正直いって体力的にどうなのか不安があった。

 かって何度も通ったこのコースだが、一泊分の荷を担いでの登山はひさしぶりだ。

         雲居平から見る下蒜                     下蒜頂上

                  

                  下蒜から中蒜を見る。天気は下り坂。

               

 夕刻、ヘトヘトになり中蒜頂上に着いた。風も出てきて天気は下降気味。枯れ木を集めてたき火を始めたがうまく火もつかず、小屋の中は煙で一杯。たき火は諦めて夕食だ。妹尾さんのビールで喉を潤し、各自持参した酒をちびりちびりやりながらとりとめも無い話に酔いも回って、いつの間にか時は過ぎた。

 夜半、風の音が耳についたがくたびれ果てていたせいかよく眠った。

 翌朝、天気予報の通り雨模様だ。インスタントラーメンの朝食を済ませて上蒜に向かう。

                        右手が中蒜

                  

                    だいぶくたびれて上蒜到着

 

                

 この頃から、雨、風ともに強くなる。長い下山道を下り駐車場まで。

 一泊2日の山旅だったが、とにかく体力のなさを痛感した。年相応なのかもしれないが、こんなことではいけないと思った次第です。もっと日頃から、体力作りに励む必要があるようです。マイッタマイッタ。

 

コメント
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