山の記憶 (百名山・二百名山・三百名山)

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大山 3月25日

2015年03月26日 | 最近の大山

 今日25日は、長い間の課題でもあった2の沢奥にあるノドの沢を登攀するつもりだった。早朝、準備に入ったら急に気が変わり即中止。天気模様も体調も良くない。特に胃の調子が良くなくて気分が悪い。また、寝袋に潜り込んで寝てしまった。

 夜が明けてから、それでもと思い夏道から頂上へ向かうことにした。気温が下がったせいで道に積もった雪は堅く締まっていた。その上に、わずかだが雪が積もっていた。

 7合目あたりでボーダーが板を抱えながら下山していた。視界が悪く滑るような状況にないらしい。

             

  1時過ぎに頂上に着いたが、天気は相変わらず。あきらめて下山するスキーヤーもいたが、午後から晴れるという予報を信じて待つことにする。福岡から来たというもう一組のスキーヤーもがんばって待機していた。2時まで待つことにする 

             一瞬の晴れ間を利用してテレマーカーがスタート。この後すぐに視界が閉ざされた。

               

 もう待てないので、とりあえず8合目辺りまで滑り、後は板を担いで6合付近まで降りる。6合目の避難小屋は雪に埋もれているらしく見えなかった。ここから、桝水よりの斜面に入り夏道を巻くようにして滑り、3合目辺りで夏道を横切り、常行谷へ入る。右手の北尾根が意外に立派そうに見えた。この谷を滑るのは初めてだが山スキーならではの楽しみとでも云ったような気分を味わえたのは良かった。

                        南光河原の横にある山小屋の前に出た。

                 

 この日の雪質は、一度溶け始めた雪が凍り全体にガリガリしていた。日が当たりさえすれば溶けてザラメ雪になりそうです。

  春スキーが楽しめるのはこれからしばらくの間か? ただし、今年はガレ場はもちろんだが、崖などの崩落が早いように感じられる。夏道から、弥山沢に崩落の跡が見えた。かなりの落石があったようだ。