花の時期と聞いて急に登りたくなった。ユートピア小屋周辺の美しさは日本100名山の中でも引けをとらないと思う。
本来なら、夏道から弥山頂上に登り縦走すればいいのだが、縦走は禁止となっているので元谷から入る。これも、正式なルートではないが下宝珠から宝珠尾根を歩くよりは楽。元谷を詰めて大すべりを登り上宝珠に達するルート。
このルートをとる人はほとんど見かけないが、知る人ぞ知るルートだ。車は豪円山の登り口手前の道路脇に置けばいい(私の無料駐車場?)
ここからスタートする
2時35分スタートする。一泊分の水と食料、それにシラフカバーとエアーマット。ダブルストックでポトポトと歩く。気がつけば下宝珠だ。もうすこし頑張って元谷堰堤まで行く。北壁が不機嫌に迎えてくれる。行者谷コースから下山して来る登山者が多い。
ここから少しきつくなるが、急がなければいい。山下ケルンで一休み。剣が峰に登ったと言う若者としばらく話す。花は今がいいそうだ。
山はペース配分で苦楽が決まる。なるべくゆっくりがいい。いわゆる富士山歩き。大すべりは、際を歩くといい。足場がしっかりせずズルズルする箇所もあるが、ゆっくり慎重に登れば意外に早く上宝珠の基部に達する。ここまで来れば終わったようなもの。7~8分で上宝珠に着く。
大すべりから上宝珠へ
上宝珠より左三鈷峰、右ユートピア小屋
上宝珠で一休みしてユートピア小屋へ行くが、見た目と違って意外に時間は掛からない。約30分程度必要か? 4時25分上宝珠着。しばらく休んだ後、5時05分ユートピア小屋に着く。ちょうど4名の若者が縦走路の方からやってきた。聞くと、振り子から来たと言う。彼らは、小屋の前にテントを張るとのこと。
花の向こうは甲ヶ山
三鈷峰にて
結局、2時間30分ほどでユートピア小屋に着く。夕刻しばし太陽が顔を出す。久しぶりに三鈷峰に登ると先ほどの若者たちと一緒になったが、彼らはテントの設営のためすぐに下山。
夕暮れ迫る大山北壁
ユートピア小屋から
食料など
夜、少し風が出る。テントの若者が、もしかしたら小屋に入ることになるかもしれないからよろしくと挨拶に来た。しかし、いつの間にか眠ってしまったらしく物音もきこえなくなる。自分はシラフカバーだけで寝たが朝方少々寒かった。
翌朝は、相変わらず雲が多く、朝日も見えない。
花の大山 ユートピア
クガイソウ、シモツケソウ、フウロ、オトギリ、コゴメクサ、シシウド、エゾノヨロイグサ等々咲き誇っていた、今年は何か元気がないように感じたのは天気のせいか?。
登ってきた道を下山した。約1時間30分で車まで帰る。
* 大すべりについて。 注意
ここのリスクは、落石と雪崩。季節と天候に充分な配慮が必要。雨降りは絶対ダメ。落石と土石流に見舞われる。
大山の花たち
アオヤギソウ エゾノヨロイグサ オオバギボシ
キュウシュウコゴメグサ オトギリソウ ガクアジサイ
コオニユリ シモツケ シモツケソウ
シコクフウロ ノリウツギ ホソバノヤマハハコ
ヤブハギ ソバナ
本来なら、夏道から弥山頂上に登り縦走すればいいのだが、縦走は禁止となっているので元谷から入る。これも、正式なルートではないが下宝珠から宝珠尾根を歩くよりは楽。元谷を詰めて大すべりを登り上宝珠に達するルート。
このルートをとる人はほとんど見かけないが、知る人ぞ知るルートだ。車は豪円山の登り口手前の道路脇に置けばいい(私の無料駐車場?)
ここからスタートする
2時35分スタートする。一泊分の水と食料、それにシラフカバーとエアーマット。ダブルストックでポトポトと歩く。気がつけば下宝珠だ。もうすこし頑張って元谷堰堤まで行く。北壁が不機嫌に迎えてくれる。行者谷コースから下山して来る登山者が多い。
ここから少しきつくなるが、急がなければいい。山下ケルンで一休み。剣が峰に登ったと言う若者としばらく話す。花は今がいいそうだ。
山はペース配分で苦楽が決まる。なるべくゆっくりがいい。いわゆる富士山歩き。大すべりは、際を歩くといい。足場がしっかりせずズルズルする箇所もあるが、ゆっくり慎重に登れば意外に早く上宝珠の基部に達する。ここまで来れば終わったようなもの。7~8分で上宝珠に着く。
大すべりから上宝珠へ
上宝珠より左三鈷峰、右ユートピア小屋
上宝珠で一休みしてユートピア小屋へ行くが、見た目と違って意外に時間は掛からない。約30分程度必要か? 4時25分上宝珠着。しばらく休んだ後、5時05分ユートピア小屋に着く。ちょうど4名の若者が縦走路の方からやってきた。聞くと、振り子から来たと言う。彼らは、小屋の前にテントを張るとのこと。
花の向こうは甲ヶ山
三鈷峰にて
結局、2時間30分ほどでユートピア小屋に着く。夕刻しばし太陽が顔を出す。久しぶりに三鈷峰に登ると先ほどの若者たちと一緒になったが、彼らはテントの設営のためすぐに下山。
夕暮れ迫る大山北壁
ユートピア小屋から
食料など
夜、少し風が出る。テントの若者が、もしかしたら小屋に入ることになるかもしれないからよろしくと挨拶に来た。しかし、いつの間にか眠ってしまったらしく物音もきこえなくなる。自分はシラフカバーだけで寝たが朝方少々寒かった。
翌朝は、相変わらず雲が多く、朝日も見えない。
花の大山 ユートピア
クガイソウ、シモツケソウ、フウロ、オトギリ、コゴメクサ、シシウド、エゾノヨロイグサ等々咲き誇っていた、今年は何か元気がないように感じたのは天気のせいか?。
登ってきた道を下山した。約1時間30分で車まで帰る。
* 大すべりについて。 注意
ここのリスクは、落石と雪崩。季節と天候に充分な配慮が必要。雨降りは絶対ダメ。落石と土石流に見舞われる。
大山の花たち
アオヤギソウ エゾノヨロイグサ オオバギボシ
キュウシュウコゴメグサ オトギリソウ ガクアジサイ
コオニユリ シモツケ シモツケソウ
シコクフウロ ノリウツギ ホソバノヤマハハコ
ヤブハギ ソバナ