山の記憶 (百名山・二百名山・三百名山)

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日本200名山 荒沢岳

2014年08月12日 | 200名山・300名山

 今日も暑い一日でした。暑さには強いと思っていたが、今日はまいった。

 朝は5時に、伝の助小屋の近くにある登山口をスタート。疲れも溜まっているようなので余分な持ち物はなるべく減らすことにした。岩場が多いと聞いていたのでストックはやめる。それに、笠(日よけ用の山笠)もやめたがこれがいけなかった。他に、栄養補給が不十分だったらしくバテにバテた。

 荒沢岳は、日本山岳会編の300名山には入っていないが、深田クラブによる200名山には入っている。少しややこしい。300名山を目指す者にとっては荒沢岳は関係無いのだが、越後駒ヶ岳からこの山をみたら誰だって登ってみたいと思うだろう。

                    越後駒ヶ岳

  

             越後駒ヶ岳の稜線 右端に枝折峠

 

 登山口から水場を過ぎると急な登りとなるが早朝でもあり気分は良い。程なく前山に達し稜線に出る。広葉樹の中を緩やかなアップダウンが続く。右手には越後駒ヶ岳の長い稜線が。この稜線は木陰に恵まれないから今日の登山は大変だろう。ただ、枝折峠登山口の標高は荒沢岳のそれより高いから時間的には越後駒ヶ岳の方が短いと思っていたが、時間的には越後駒ヶ岳が10時間。荒沢岳8時間35分だ。違うガイドブックを参考にしているからかもしれないがこんなに差があるとは・・・。

                               頂上遙か

 

 前山から前ぐら手前までは日陰の道を行くので気分が良い。ハシゴや鎖場も問題は無い。そして、前ぐらを眼前に見るあたりから日差しも強くなった。

               このあたりはまだ涼しかった

 

                  右手上が前ぐら

 

         この基部を回り込む。 要所要所に鎖りがある。

 

             こんな感じです。(帰りに撮す)

 

 前ぐらを回り込んで再び稜線にでる。抜群の眺望が飛び込んで来たが頂上へと続く尾根を見て不安がよぎる。とにかく暑いのだ。日陰もなさそうで熱中症になりはしないかと心配になった。今日の体調のせいかもしれない。

 ちょっとした日陰を見つけては休みむことの繰り返し。へとへとになってやっと頂上にたどり着いた。

                     後ろに越後駒ヶ岳が

      

                       中央あたりが前ぐら

      

                      燧ヶ岳はどこからでも目立つ

       

                   越後3山 右駒ヶ岳で左中ノ岳。中央奥が八海山か?

 

                          ダム湖も見えます

    

 広くない頂上だがしばらく大の字になって休んだ後、昨日買っておいた弁当を食べる。少し元気がでたようなきがする。朝、バナナと菓子パンを食べたが、途中何も口にしていなかった。もう少しエネルギーの補強が出来るものを持ってくるべきだった。

 間もなく、人の姿が現れ始めたので入れ替わることにする。下山は格段に楽チンだが、前山あたりから足の筋肉がズキズキしだす。まだかまだかと思いながらやっと帰還。

 5時05分スタート。 頂上10時05分。下山が14時20分。9時間ちょっとのタイムだがイヤに疲れた。カモシカの湯に入り食事をとる。やれやれの一日でした。

 ちなみに、越後駒ヶ岳に登った折のタイムを調べたら、やはり9時間ほどでした。但し季節は秋。それにその頃は100名山を目指していた頃だから今より元気だったと思う。    

 300名山は残すところ6座。八海山と中ノ岳、それに佐武流山、鳥甲山、白砂山。仕上げは餓鬼岳の予定。八海山と中ノ岳は一泊の縦走になりそうだ。どちらかの登山口に自転車を置いておこうと思う。鳥甲山もこの方式で登ろうか。佐武流山は苦戦しそうだ。いずれにせよ、雪が降るまでには決着をつけたい。

                                  300名山完成に向けて ガンバロウ。

  

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