天気の良い日、日本海側から大山方面を窺うと、大山山頂の弥山から船上山までが一望できる。弥山頂上から順番にこの稜線上の主なピーク名を挙げると、剣が峰(これが本当の大山の頂上)、天狗ヶ峰、振子山、野田山、矢筈ケ山、小矢筈、甲ヶ山、勝田ヶ山、そして船上山となる。甲ヶ山は、遠目に見てもよく目立つから誰にでもすぐにわかる。
その頂上から、写真を撮ろうと出かけた。
船上山登山口の説明
船上山への登山口は、甲ヶ山や矢筈山さらには大山へと続く登山の入り口。途中、大休峠を経て大山寺や香取へと抜けられる。この日も、大休から来たという学生のグループと出会う。鍛錬にはもってこいのコースだろう。
船上山休憩舎
この小屋、最近建てられたようです。木造なので親しみが湧く。中はとてもきれいでした。トイレは水洗か?蛍光灯もあり以前の小屋と比べれば格段の違いです。
船上神社の横手より登山道に入ると正に緑の回廊。
ヤマボウシ ササユリ
勝ヶ山
甲ヶ山の頂上が見えて来ました(左手奥)
頂上にて。 準備万端夕暮れを待つ。
日暮れまでには、今少し時間があるのでテントを立ててビールで乾杯。少しぬるくなっていたがやはりうまい。下界を眺めながら至福のタイムが過ぎる。「人生やな~」(キャンピングカーで名山巡りをしている溝田さんが使う言葉)と思う。あまりにも良い気分なので夜用の焼酎にまで手が出てしまう。(写真白いボトル)このボトルの容量は、大体2号5勺くらいで、家を出るとき焼酎を詰めてみたがちょっと多そうなので半分は水を入れた。これもすぐになくなってしまった。
その内、夕暮れも迫ってきた。
雲海の中に甲ヶ山の影が
大山は雲に被われて
孝霊山の向こうには日本海。島根半島もみえます。
久住の坊ヶツルのような雰囲気
思ったような夕焼けは無く、写真もパッとしない。夜は少しばかり期待も出来たが、すぐに雲に被われて星も姿を消した。翌朝も雲に被われていてダメ。テントをたたみ、早々に下山する。
タイム
登 り 11:20 登山口 ~ 14:05 勝ヶ山 ~ 15:30 頂上
下 り 6:30 頂上 ~ 7:30 勝ヶ山 ~ 10:40 登山口
(行きも帰りも同じタイム。帰りには、少し寄り道をしたから)
注:山頂は風もあるので虫はいないかと思いきや、ブトや小バエのような奴にたかられた。
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