山の記憶 (百名山・二百名山・三百名山)

山スキー、その他の山行もあります。

山とお寺 四国八十八ヶ所札所めぐり(その8)1月3日

2021年01月18日 | ぶらり

 ここで再度、墨書と御朱印について              

                    完成された軸          

               

      上は納経軸または御宝印軸(いわゆる軸)とよばれるもの、下は各寺院の墨書と御朱印

           

書き手によって、かなり違いが出ています。左は読みやすい。不動明王 岩屋寺。右は千手観音 雲辺寺 奉納の文字はどちらも読めない。

何が書いてあるのかに着いては、以前ちょっとふれましたが、分からない文字があるので、今回直接お寺さんに電話をして聞いてみました。

 この際、ここで整理をします。

 まず、墨で3つに分けて文字を書かれます。右に「奉納」、真ん中に「頭に梵字 その下が本尊名」、左に「寺院名」だそうです。そして、その上に御朱印を押されます。御朱印は、2つありますが、右が「第何番」の番号、真ん中にご本尊の印です。梵字の意味を聞くのを忘れましたが、多分ご本尊を表す密教のイニシャルだと思います。

 1月3日

 昨夜は、昨年同様、道の駅「やす」に泊まる。前が土佐湾に面して広々とした気持ちのいい駅です。高知の札所巡りも今日でおわりそう。締めは室戸岬になる。泊まりは、昨年同様、徳島県の日和佐道の駅「日和佐」。

 お昼に久しぶりに道の駅にある食堂に入る。鯨の刺身が珍しいのでこれをいただいた。鯨肉は以前、学校給食によく出てきたが、今では姿を消してしまった。

 今日は、30番善楽寺 29番国分寺 28番大日寺 27番神峯寺 26番金剛頂寺 25番津照寺 24番最御崎寺の7寺だった。

 24番最御崎寺は、室戸岬の先端にある。足摺岬の金剛福寺とは対照的。

                     本尊は、虚空蔵菩薩

             

         真言は、ノウボウアキャシャ キャラバヤ オン アリキャ マリボリ ソワカ

 虚空蔵菩薩は、十三仏では一番最後に出てこられます。ちなみに十三仏の一番目は不動明王、有名な閻魔さまは5番めで、地蔵菩薩の化身とされています。悪人には怖いが元々は優しい。

空海の異常な能力は、この虚空蔵求聞持法の修行の結果だといわれる。何でも、真言を100日間、100万遍となえるといものです。1日1万遍、10日で10万遍、100日で100万遍だ。

                                                   続く

              


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