四国八十八ヶ所札所巡りは無事終わった。もしこのブログを見て四国八十八ヶ所札所巡りを思い立たれた人のために気がついたことを以下に記します。
自分は、日本三〇〇名山はすでに終了しているし、今までの山歩きの経験等があるので今回のドライブ(四国八十八ヶ所札所巡り)はさほど苦労はなかったが、そういう経験のない人にはプレッシャーがあることだと思う。
今思うことは、次のようなことです。
1 四国八十八ヶ所札所巡りのルール。・・・これは大事なことではありますがあまり神経質になることは無いと思う。
2 ガイドブックにあるいろいろな作法を私は知らずに巡った。半分は、観光客気分だったので、気楽に歩いたが、そんな人が多い。信心深い人は、それなりの作法に従っておられたように思う。お布施をして、般若心経を称えるなど・・。
3 今の四国八十八ヶ所札所巡りは、旅行会社が各種ツアーを組んでいます。これをri利用する人が多い。
4 本来なら歩き遍路がいいのだが、金(宿泊費)もかかるし、体力もいる。個人的には、今度は、テント持参で行こうかと思っている。担ぐのがきつい人は、旅行用キャリアーに荷物を分けてのせ引っ張って歩けばいい。山の店に行けば頑丈なキャリアーがある。防水もしてある。(アウトドアー菊真で見かけた)
・ 自分は、上高地から横尾までこうのようにして荷物を運ぶことがある。
・ 自転車でまわるのもいい。野宿覚悟なら、格好楽しいと思う。こんなお遍路さんもよく見かけた。
5 納経所で印と墨書をもらっておくこと。冊子と軸の二種類がある。どの寺も値段はおなじ。冊子300円、軸500円。八十八ヶ所めぐりだといくらだ?。
6 軸(冊子も)は、すべて終われば一生の宝物になる。我が家の床の間に飾れる。軸に印と墨書をもらって歩くアルバイトがあるそうです。学生さんに多いと聞きました。
7 山歩きのノウハウがあれば、お遍路はできる。お遍路(または、それに類するもの)は、四国八十八ヶ所札所巡りだけでなく、日本各地あちこちにある。北海道にもあるそうです。
8 宗派が違っていても四国八十八ヶ所札所巡りをする人もいるかもしれない。弘法大師は、真言宗。所構わず南無阿弥陀仏を称える人がいるが、南無阿弥陀仏は浄土宗、浄土真宗です。真言宗の本尊は大日如来だが、真言宗の各お寺の本尊はそれぞれ異なることが多い。例えば、聖観音菩薩、地蔵菩薩、薬師如来、阿弥陀如来等々各種有り、それぞれに異なる真言がある。
9 どのお寺にも弘法大師を祀る太師堂が有り、ここでは「南無大師遍照金剛」と称える。
10 線香やローソクをともすとお金がいる。賽銭もおなじだがこのあたりは割り切ればいい。