山の記憶 (百名山・二百名山・三百名山)

山スキー、その他の山行もあります。

四国八十八ヶ所札所めぐり マイカーで八泊九日(その3)

2020年01月16日 | ぶらり

1月1日  

車での移動はすべてナビまかせ。目的地のお寺の電話番号を入れてオン。あとは案内に任せればいいので大助かりだ。一応、八十八ヶ所札所めぐりの案内書は図書館で借りてきているので、寺に関する知識はそのテキストを頼りにして歩く。

 最近、本は買うより図書館で借りることにしている。その方がお金はいらないし、家の中がかたずきやすくていいです。

                     5番 地蔵寺       

                

   五番地蔵寺 11時48分 六番安楽寺 12時12分 七番十楽寺 12時30分

   八番熊谷寺 13時 九番法輪寺 13時25分 十番切幡寺 14時30分

   十一番藤井寺 15時15分 十二番焼山寺 16時30分

             

この日は、12寺を巡る。最後の焼山寺は山の上にありくねくね道に車を走らす。夕暮れ間近で人の姿はない。いやに広い駐車場に着いた。1台車が停めてある。駐車場から本堂までしばらく歩くことになる。道々様々な仏様の像が建っているのが面白い。

 本堂の本尊虚空蔵菩薩に挨拶をして、太子堂で南無大師遍照金剛を称える。

 虚空蔵菩薩の真言は

   のうぼうあきゃしゃ きゃらばや おん ありきゃ まりぼり そわか

 虚空蔵菩薩の真言と、弘法大師との関わりには面白い伝説がある。

 空海が官制の坊さん養成所を中退して修行に励んでいた頃、ある一人の沙弥から不思議な教えを聞く。それは、この真言を一日百万遍、百日間続ければ計り知れない能力が身につくというものです。確かに、空海の能力は神がかり的なものがあるようですが、これは先天的なもので、幼少時からずば抜けていたといわれてます。そういうことから、こんな伝説が生まれたのではないかと思います。

 焼山寺を降りてしばらくすると、運のいいことに道の駅があり、近くに温泉もあった。

 大晦日にもかかわらず、混雑していたが、とりあえず汗を流し、着替えを済ませて車の中で夕食を済ませる。

       明ければ元日だ。天気はよくて夜は星がきれいだった。