山の記憶 (百名山・二百名山・三百名山)

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礼文・利尻そして早池峰(その8)

2018年09月14日 | ぶらり

 室蘭から函館に向かう途中、右手に有珠山、昭和新山などが見える。左手の海は噴火湾という。そして、その向こうに渡島駒ヶ岳が顔をのぞかせている。最近発生した地震は胆振地方を中心としているが、この辺りには活火山が集中している。起こるべきして起きた地震なのだろうか。 プレートが動いていて、それで地震は発生するという説はわかるが、もともと地震の予知は不可能だとかってある先生は言っていた。そのために、地震が起きてもいいような事前の準備に金をかけなければいけない。それが、地震予知ができるというグループが異議をとなえた経緯がある。今は、また元の考え方に戻っている。ここまでたどり着くのに膨大な予算をつぎ込んでいると思われる。

                          支笏湖から見た樽前山と風不死岳( 右 ) 樽前山は活火山

                     

 噴火湾と呼ばれるのは、多くの活火山がこの湾周を囲むようにしてあるから。

                                                                     道の駅にある宮沢賢治の碑

                                      

                           函館に近づくに従って、駒ヶ岳の姿はおもしろい様に変化していく。

          

 

                            

                                    大沼方面から見た駒ヶ岳

                             

                                     駒の形を連想させるのだろう

                   

 駒ヶ岳登山は、規制があるがやはり自己責任だ。これも活火山に入るらしいが、今は安定している。ただ、最近の様子を見るに、また規制が強くなるかもしれない。なにせ、胆振地震から外国からの観光客が激減し観光目当ての収入は100億円の減らしい。なぜに外国からの観光客が減ったかは、それだけ情報を得ることに長けている人たちの判断が速いからだろう。


 翌日、「道の駅恵山」を発ち青函フェリーで函館へ。そのまま、早池峰へ。

                                      恵山から函館へ

                              

  

 早池峰は、シーズンに入ると交通規制が始まる。だいぶ手前に駐車場もキャンプ場もあるが、車で奥まで入るには要注意。特に土、日。しかし、夜になれば問題は無い。これは、秋田駒ヶ岳と同じ。

  河原の坊駐車場まで何とか入れた。夜中、車が一台入ってきた。上の建物は早池峰山の紹介などの案内センター。管理も兼ねているが夜は無人だ。

                       

                                                           いよいよ明日は、早池峰登山だ。