山の記憶 (百名山・二百名山・三百名山)

山スキー、その他の山行もあります。

 大山 振子沢と剣沢

2011年04月04日 | 大山を滑る

 早や4月。そろそろ春スキーのシーズンです。立山では、16日からアルペンルートが開通とのこと。今日、4月3日岡山のテレマーカー津島さんや出雲の半テレマーカー鈴木さんなどに誘われてまた大山へ。剣沢は、今期すでに滑っていたけど振子沢は初めてです。大山寺スタートで大山寺に帰るコースをとる。

  元谷は、中宝珠辺りから落石が始まっています。

                       

 皆さん元気で黙々と歩く。行儀の良い団体なら一列で歩くものだが、このグループは体力に任せて我先にと進む(?)。上宝珠尾根が見えて来ました。今日は、写真正面の雪壁を登る。基部でアイゼンを着けていたら、右手大滑りの方から落石あり。これからのシーズ、怖いのは落石。暖かくなるとこの稜線からも落石はあるので要注意です。今回の上宝珠への登りは、気温も低くトレースがしっかりしていて昨年より楽に登れました。

 

                            次々と尾根に到着。第一関門突破。

                 

                         次に小滑りの難関が待っています。暫し休憩します。

    

 この日の天候は、曇りのち晴れ。小滑りを登る頃少しガスって風も出る。しかし、皆さん快調に登られました。

         

           何か亡者の行進のようですが、間もなく風もやみ太陽が顔を出す。いよいよ振子沢へ。

 

                                    テレマーカーたちの華麗な滑り。

                         津島さん                                          山本さん

            

                                        秋元さん

                        

  この方は、スキーではなく歩き専門。アイゼンワークになれておられました。急斜面でもサッサと歩いておられ感心しました。我々が滑ったところを最初から最後までついて歩かれました。 旦那さんより体力があるのでは・・・?      

         

                        山スキーはダイナミックでシャープな感じがします。滑るのは出雲の植田さん。

     

                          しばらく滑ってしばし休憩です。天気も回復。(セピア調にしてみました)

                    

 

 振子沢を一本滑り、途中から登り返す。2本目の準備ですが、山本さんは早くも飛び込みました。鈴木さんは一人で、別コースです。

 

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  この後、ユートピア小屋から三鈷峰寄りに良さそうな斜面を見つけ、剣沢に飛び込む。かなり急な斜面があり幾分緊張するが皆さん満足そうでした。 

    

                   今回の参加者ではただ一人の女性スキーヤー。見事な滑りです。

         

      

     

 剣沢は、三鈷峰からの落石が始まり、今シーズンのスキーは終わりのようです。石を踏んで、板がだいぶ痛みました。

  剣沢下部から下宝珠に登り返し、大神山神社横から金門を抜け、大山寺の後ろを通って南光河原に出る。良い時間に駐車場までかえりつきました。(3時30分過ぎか?出発は9時頃でした。)