山の記憶 (百名山・二百名山・三百名山)

山スキー、その他の山行もあります。

大山縦走と剣沢(谷)滑降 3月13日(日)快晴

2011年03月13日 | 大山を滑る

3月12日(土)、岡山のテレマーカーの津島さんから大の沢を滑ろうとのお誘いがあったが急に行けなくなり、今日13日(日)一人で行くことにする。但し、目標は大の沢ではなく、縦走と剣沢滑降だ。 5合目あたりまでなぜか時間がかかった。5合目の標識は、頭が少しだけ出ているだけだが、一月前もこんなだったように思う。下界では雪解けは早いが、山では小刻みに降り積もっているらしい。

 5合目にて。

 

 7合目付近。快晴にて視界良好。

 

 7合5勺から。好天日曜日なので多くの登山者が。頂上小屋で井田さんに出会う。彼は古い管理人で最近また復帰したとのこと。小屋に積もった雪を除いていました。小屋の煙突の入り口も埋まっていましたがもう入れると思います。

 

 左8合沢シュプールが見えます、右別山沢。

 

 別山沢です。立山の沢を彷彿とさせる。

 

 弥山沢を登ってきた登山者。ザイルを使用していました。弥山から写す。

 

 縦走路から見る三つの沢。右から1の沢、2の沢、3の沢。

 

 縦走者。剣が峰方向からの写真。結構迫力がある。スタンスははっきりしているがバランスとリズムが必要か?。荷物が重いと危険です。右奥が頂上。

  

 槍尾根。右手が3の沢。

 

 天狗ヶ峰から地獄谷方向の斜面(東壁)。近年、ここを滑る人もいる。下部で振り子沢と合流する。右手が槍尾根。

 

 振り子沢にはシュプールがありました。天狗ヶ峰を下った辺りで元谷から登ってきた男性に会いました。あまり大山の様子を知らないらしく剣が峰まで行きたいが自信がないのでここから引き返すとのこと。元谷から大滑りを詰めて上宝珠に登りさらに小滑りを登ったらしい。

 

 小すべり上部でスキーを着ける。上部の雪質が不安定なのでしばらく降りてから滑り始める。穏やかな斜面が続く。

 

 剣沢のスキーは、ここで終わる。シールを着けて下宝珠まで登り返し大神山神社横を滑り南光河原の駐車場に帰る。大神山神社の参道に「スキー禁止」の立て札がありました。参道を避け杉林の中を金門に出て、大山寺の裏を通るルートをとりました。剣沢から約1時間要した。

 

 スキーを担いでの縦走だったが、自分の板はごく軽いので問題はなかったがスタンスは一歩ずつなので緊張する。ピッケルは持っていたがストックを頼りに歩く。両側が切れ落ちているのでストックを身体の前に置く。正に日本一の痩せ尾根だ。

 9時にスタートして、3時30分帰着。登りに3時間ちょっと要した。雪質は一定ではなくザラメには少し早い。樹林帯の根開けがそろそろ始まったようだ。この時期、大山のブナ林の中を歩くのも良いものです。森閑とした静寂に包まれ畏敬の念を感じます。今年は久しぶりの大雪です。日頃歩けないところや滑れそうもない斜面などアウトドアーの対象となっています。 

 

 

コメント
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