知的成長戦略論-クールに生きる

かっこよく生きるためのメモ。
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環境について考える。

2013年03月11日 | 国家論
先週末、韓国に行ってきました。
久々にプサンにも行きましたが、深刻な状況でした。

何かと言うと、
 黄砂。

日本にも偏西風の関係で、大気中の汚染物質と一緒に、
中国から大量の黄砂が飛んできていますが、
プサンはもっと深刻です。

車やホテルの窓ガラスは砂だらけですし、
町もかすんでいました。

呼吸器系の疾患についての懸念もあります。


自然環境の悪化は、中国が発展するに従って、
さらにひどいものとなっていくことになります。

内陸開発が進めば、森林伐採とそれによる水の汚染。
排気ガスによる大気汚染。

中国ではなかなか排気ガスの規制が進まないでしょうから、
 深刻化することは目に見えています。


日本に戻ってくると、日本はやはりきれいだなと思います。
道路や建物もそうですし、大気や緑もそうです。

問題は、こういったきれいな環境をどうやって残していくかということ。

財政が破たんすれば、
 韓国のように整備するところと未整備なままところを区別
せざるを得ないようになると思います。

おそらく、地方の道路から、
 よく通るところとそうでないところの差が激しくなっていく
はずです。
(現に現在でも、手つかずで通行禁止になっている橋があったりします。)

ただ、道路行政も地方に委ねたほうが、
 臨機応変な計画
が立てられると思います。

国道を作りまくって、国道関連の修繕はすべて国土交通省系で抑える。
これは、ある意味、利権を保持するということでもあります。

山林などの整備も、一番利害関係を有する地方が中心に、
 再開発をしていく。

ダムについても、必要かどうかの判断は、
 本当は地方の治水(防災)を中心に決めるべき内容です。


これからは、
 どうやって生き残っていくのか
が問われる時代になります。

その際に、きれいな国家は、
 人を惹き付ける魅力
になります。

ただ、税金が高すぎては、
 いくらきれいで、水や食べ物が安全でおいしくても、魅力が半減する
ことになります。

いかにして、
 税金を安くしながら、自然環境を保存していくか。
 住みやすい国家にしていくのか。

日本から出たことがない人は、
 海外の路地を散歩する
だけでも、価値観が変わると思います。

日本で当たり前だと思っていることは、
 決して当たり前ではなく、
 高い税金で賄われているサービスである
ということに気がつくと思います。

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