2004/9/19 (Sun) 総会準備
昨夜は来月の上進式、入隊式にあわせて毎年やっているボーイスカウト松山28団の総会準備のために役員の打ち合わせをする。この10年で変わったことといえば当時70人もいたスカウトが現在20人ほどになり絶対的に入隊する子供の数が減ったことである。なにもうちに限ったことではなく全国的にスカウト人口を減らしている。訳を分析しているけれど,例えば他のスポ少活動が活発になったとか閉じこもり少年が増えたとか塾通いが多いとかいろんな意見があるものの基本は子供が変わってきていることにあると思う。さらにその子供の親が大きく変ってきていることにあると思う。スカウト活動のような地味で結果が目に見えない活動よりもすぐに結果がわかる、すぐに良し悪しの判断ができる活動へ親も子も移動しているのではないだろうかと危惧する。悪いことは悪いが良いことは良いというのは当然として白黒、善悪、正不正の２極化だけの世界で動いているようで曖昧さの中とかどっちとも良いとかどちらも好きとか真ん中辺りで判断する機能が削がれているのではないかといつも思う。自分は目に見えていないものの重要さを見逃さぬようしているもののついつい見逃していることが多いようだ。