今回是非とも行きたいところの一つ目は内之浦ロケット発射場である内之浦宇宙空間観測所。ここから“はやぶさ”が打ち上げられたのが2003年。
今日の打ち上げ予定はなくとも見ておきたいと。
朝の6時に二人を起こして4男の車でLet's go
県内の各病院に研修や実習に行っているのでショートカットの道路をよく知っている。しかし、狭い農道に入り込みながら走ってもなかなか目的地には着かない。とりあえず朝飯を食べようとコンビニへ。
やっと到着すれば・・・ナント
近々ロケットを打ち上げるその準備中だとか。
とりあえず守衛さんに入れるところまで教えてもらい入場する。
日本で初めてここから宇宙に上がった「おおすみ」があるではないか。
それを発明した糸川英夫先生の像が。
しかし自分は、ロケットの糸川先生よりも「逆転の発想」の本の方が身近に感じる。
この本は私が二十歳過ぎの頃のベストセラーであった。書棚にあるかナァと探すも見当たらない。きっとダンシャリ~で捨てられたんだろう。で、改めてネットで調べると・・・
糸川さんは、宇宙探査機はやぶさが着地して調査した小惑星イトカワの名前の由来となっている日本ロケット開発の父である。
核分裂による原子力発電は根本的にムリがあり、技術は放射性廃棄物の問題を解決し得ないだろう。
必ず高度成長期の経済方針は行き詰る。行き詰まり現象が顕在化してくると、社会での疎外感が問題となり、うつ病が増えること、不景気になり消費意欲が不満になることや社会の閉塞感などを予想している。
そもそも近代とは工業化で幕が開け、『都市は工業の組織の一員になるための兵士たちの駐屯所』であり、『個人の
能力や勇気が価値を低めて、組織の中でしか価値を見出せなくなる』。
この工業化は、1985年ごろまでに終息を向かえ、2000年頃には個性の時代がおとづれるであろう。
『逆転の発想』での糸川さんの指摘は、『自分は、だれかほかの人の為になにか役に立つことがあるのではないか、と。これが、人類の集団として生きていく原点』である。
このようなことが書かれているのを見ると糸川先生は未来の予測者であったようで・・・
発射場を見たかったものの・・入れず、宇宙科学資料館へ
そして珍しい宇宙食を自販機で購入しようとたこ焼き、プリン、カレーなど物色していると
突然カメラを持った人、マイクを持つ人、反射板を持つ人がニョキッと現れて、テレビ東京です、取材よろしいですかというではないか・・なんじゃいな・・と思う間もなくディレクターのような人がおもむろに財布をだし中から千円札数枚を渡してくれて、これで買ってくれというではないか。しかも商品は差し上げますと・・・自分も奥さんもただで頂く商品に弱いもんで・・あぁいいですよ・・と取材されてしまったワイ。まぁこれはあまり人目に触れないだろうから5月のNHKのようにはならないだろうと・・・。
次の目的地へ急ぐ。太平洋側から錦江湾側へ移動。途中腹減った。店の名前にひかれて入る。
現地の人が美味そうに食べてるものと同じように注文をする。
ウン珍しい麺ではないか。
次の目的地、指宿の山川港へ急ぐ。
愛媛にあるのが佐田岬、ここの大隅半島の突端にあるのは佐多岬。
お~海上から開聞岳が見えてきた。
大潮中潮時には砂州が800mも現れて陸地と地林ヶ島が渡れると港で古老が話してくれたのはここか。
指宿の砂蒸し温泉に入りたい。肩と腰を・・・
夏休みに砂浜でこのように砂をかけてたなぁ・・などと思い出しながら、ぽかぽか気持ちいい。
開聞岳に陽が落ちる。
今日は少し長くなってしまったようで・・・・
で、今日のお宿は、
ホテルよりもなぜか自分には、こじんまりしたコテージ風が居心地よい。