年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

一つずつ一つづつ

2014-02-27 18:17:10 | Weblog
 退院後の妻が、やらなければならない仕事として考えていたことがある。それはお見舞いのお礼のこと、家の片づけのこと、複眼になった眼、視力低下のことで眼科診察した後に眼鏡を替えたいこと、それとウィッグ購入のことなどがある。一挙にやればいいものの疲れるからと云って一つずつ消化している。お見舞いのお礼は先日終わったばかり。大学病院眼科診察も終わり処方箋を書いてもらったので次は眼鏡屋さんに行くばかり。そして今日はウィッグ購入のため百貨店に行くことにした。どれにしようか・・・
先日、がんセンターの展示室でウィッグメーカー担当者から勧められたものより、さらに値段の張る商品を提案されたからである。
 妻と百貨店に行くのは、たぶん20年ぶりくらいだろうか。それにしても普段の日にこんなにも買い物客がいるのか・・と不思議感あり。駐車場で車に乗り降りする方はほとんど女性である。ご婦人方の旺盛な購買意欲の少し上向いた消費力に景気が上向きになっていると実感。
  百貨店での買い物にそれほど興味がない自分は、むしろ、各売り場で働いている人たちの人間観察の方が面白い。各売り場の売り子さんたちは派遣社員や店舗直雇用の従業員だろうと思うけれど、客のいない時間、ぺちゃくちゃと仲間同士私語を楽しんでいるし、有名ブランド品売り場を一人で担当しているお年4~50歳くらいのご婦人は、いかにも上から目線で言葉巧みにウッタルで~の印象だし、数少ない男性の売り場担当さんは、クネクネした印象でネクタイ姿のしかめっ面して動いているし、ここ百貨店はイメージという虚を実の商品と客との間に挟んで商っている場所だと思った次第。で、もう一度私が大学卒業した22歳にかえるとしたならば、就活先に百貨店を選択するだろうかと考えた。きっと間違っても応募することは決してないであろうと思う。理由は簡単、ここは汗のにおいを感じないから、である。
 韓国から帰った4男から連絡。結婚式の前日に帰るとか。向こうでは学生と一緒にカラオケに行ったが、独島の歌は恐ろしかった・・・などと。