年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

岳物語

2009-03-17 21:42:24 | Weblog
 作家の椎名誠さんには、2度ほどお話をお聞きしたことがある。面白い旅の話が中心である。本も漫画的な内容であったので肩も凝らずによく読んだ。「哀愁の街に霧が降るのだ」「さらば国分寺書店のオババ」などは昼間の仕事を少し犠牲にして読んだこともあったし、その後新刊が出るとなるとすぐに買ってきて読んだ。が、この十数年来椎名誠本を読んだことはなかった。しかし、今日帰宅中電車の待ち時間に駅売店で週刊朝日を立ち読みしていると、以前に椎名誠さんの息子さん、岳少年のことが書いてあった「岳物語」についての話が載っていたのを面白く読んだ。岳少年が成長する過程でのこと、自分のことをあからさまに父親に書かれて恥ずかしかったのだろう、父親に向かい今後一切子供のことを書いてくれるな、と釘を刺され、そのことが元で息子さんは、アメリカに渡り独りで生活をするに至った。親と子の溝が深くなったことを書いておった・・・私にも同じようなことを子供達から言われている。子供のことは、このブログには書かないでくれと、釘をさされている。椎名誠さんの息子とおんなじことを言われているのだが・・・近々岳物語の最終版を出版するらしい。片隅にシュンランの花が咲いているのを見つけた。