年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

仁淀川

2008-08-31 20:59:11 | Weblog
 国道33号線の県境近く高知県側の岩肌に鮮やかに白い色での自然破壊に対する警鐘句は、「荒れていく ふるさとの姿 哀しくも 永久なる母か 仁淀川」と書かれていた。私が最初に見たのは昭和46年、バスの中からいつも見て読んでいた。それから毎年地元の有志が新しく書き換えていたようだ。その当時その場所で四国で2番目に大きい大渡ダムが完成に向けて工事の音を谷間にとどろかせていた。先日私の前に座った人が、あれは私達が1週間かけて毎年色あせないように書いていましたがよる年波に勝てずに書き換える人がいなくなりました、若い人もほとんどいませんし・・・と話した。静かで人工的な槌音がない山郷において破壊される自然を見るのは耐え切れなかった、と若かった当時を偲ぶように話してくれた。
 日曜日の今日は雨だと思っていたのに蒸し暑い晴れの一日となる。湿気の多いだるく感じる一日となる。