暘州通信

日本の山車

00309 大谷祭

2008年07月28日 | 日本の山車
00309 大谷祭
愛知県常滑市大谷
大谷八幡神社
□祭は四月上旬。
山車二臺を曳く。
□山車
・蓬莱車 浜条組
天保十三年(一八四〇)、阿久比町の岸幕善兵衛により建造。
彫刻は信州諏訪の立川常蔵昌敬。
からくりが行われる。前山は三番叟。上山は舌出し人形。
水引幕は波に雀。
大幕は近年新調された。波、海老「濱」の字を刺繍する。
先代の山車は、天保十一年(一八四〇)に大見村(現武豊町)に譲渡した。
・東桜車 奥条
大正七年の建造。工匠は阿久比町横松の江原新助。
彫刻は彫常。
からくりがあり、前山が三番叟。上山は舌出し人形。
水引幕は鶴。
大幕は赤羅紗。
先代の山車は明治初期に布土村平田(現美浜町)に譲渡している。




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