◆左甚五郎と旅 三

◆左甚五郎と旅　三

　【斐太ノ工】の系譜は飛騨につながる。これは日氏という部族の根拠を置いた地ということで、中世から近世にかけて磨き抜かれた、誇り高い木工技術集団の故地である。
　【飛騨・ひだ】は近世において定着した名称で、古くは、【悲陀】、【飛弾】など、【ひた、ひだ】の【借音表記】で、【斐太】もその古表記である。
　【斐太の工】と【百済】の【川成】の腕較べの話はよく知られるが、法隆寺金堂に安置される釈迦三尊像は、鞍作鳥利（くらつくり）の作と伝わるが、この鞍作鳥利は飛騨地方北部河合村（現飛騨市）の出身だといわれる。ここからは楢峠（奈良）を経て富山県の白木ヶ峰
（新羅）、氷見湊（日見）を経て韓半島に到る古道がある。
　斐太の工の歴史は、かく長い歴史に秘められ悠久の時間の霞に隠れて見えてこない部分が多いが、その伝統は営々として現代に受け継がれている。
　全国に築造され、改修あるいは更新されてきた社寺建造の歴史には、後世に続く工匠が育つ遺産とも言うべき【分積・ぶづみ】の集積があり、そのおかげで各地を巡ってもほとんど困ることのない制度が出来上がっていたということになる。
　左甚五郎の旅が、ほとんで身体ひとつで可能だった秘密もここにある。僧円空は蝦夷（北海道）まで渡っているが、その背景には左甚五郎と一緒だったという逸話がある。
□外部リンク
「日本の山車」を執筆している一人閑（ひとりしずか）と申します。早速ですが、貴方のブログ記事を「外部リンク」として紹介させていただきましたのでお知らせします。もしご迷惑でしたらお申し出ください。削除いたします。
◇日本の山車 ブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/ypjcd447/
◇日本の山車 ホームページ
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◇鳥取市【国重要文化財】"鳥取東照宮"(旧"樗谿(おうちだに)神社"）
2011/10/24(月) 午後 6:35
... 本殿桁にある鷹の彫刻は、左甚五郎の作と伝えられています。 周囲には、玉石垣を巡らしています。 権現造ではありませんが ... 美術的、歴史的にも貴重なもの。 社殿の左右には ... それにより「王子谷」「大日谷」と表記するようになり、現在の「樗谿(おうち ...
　http://blogs.yahoo.co.jp/bellmizuho75/28697432.html　

◇曳馬城(遠江国)
2009/7/17(金) 午後 8:26
... 代々同藩に伝えられていた地図。 古城との表記があります。 浜松城跡にある安政年間(1854-1859 ... 人々は一同にこれを祝い、特に入野村の佐橋甚五郎なる者が嫡男の名前"義廣"と書い ... 起源がこことは。 にほんブログ村 歴史ブログ 戦国時代へ(文字をクリック ...
　http://blogs.yahoo.co.jp/kanezane2/3759843.html

◇日帰り京都の旅② 知恩院♪ （ 07.03.19 京都府京都市 ）
2007/5/6(日) 午後 10:12
... この名称は、寺の歴史を説明する時などを除いて通常は使　われておらず、法人とし ... 本項では「知恩院」　と表記する。　～　フリー百科事典『ウィキペディア ... 影堂正面軒下に名工・左甚五郎が魔除けに置いたとも、白狐の化身・濡髪 ...
　http://blogs.yahoo.co.jp/futti10/48274254.html

◇群馬県歴史博物館友の会
2005/7/11(月) 午前 9:56
表記の会へ加入し初の歴史探訪に出かけた、いつもは素通りするだけなのでこんなチャンスは少ない。 ９日（土曜）奥利根に自然の輝きと街道 ... 園原騒動の一方の頭 　③　吹き割の滝　浮島観音堂に左甚五郎の阿弥陀如来像あり　当時もう一つの日光街道であった。 ...
　http://blogs.yahoo.co.jp/t_hatajp/6506424.html