暘州通信

日本の山車

◆05140 二荒山神社祭

2011年12月21日 | 日本の山車
◆05140 二荒山神社祭
□社名 二荒山神社
□所在地 栃木県宇都宮市市宮町
□祭神
□祭は十月下旬。
□山車
山車、屋臺、飾臺。
山車
・本郷町
本座人形はジングウコウゴウ(神功皇后)、オウジンテンノウ(応神天皇)。タケノウチノスクネ(武内宿禰)。明治十四年東京浅草の原舟月の作と伝わる。
・上四条会
昭和三十三年の建造。
彫刻は阿久津陽山。
屋臺
・伝馬町
嘉永六年(一八五二)の建造と伝わる。
・蓬莱町
弘化二年(一八四五)の建造。工匠は高田仲右衛門。
彫刻は高田慎吾。
・大工町
幕末建造の山車があったと伝わるが焼失し、詳細不明。現在の屋臺は昭和二十九年の建造。
・大黒町
明治三十四年建造の山車を改修した花屋臺。
飾臺
・鉄砲町
明治三十四年建造と推定されるが、罹災のため完成時の姿を留めない。飾り置きの山車となっている。
(順不同)
□汎論
 二荒山神社に山車が曳かれるようになった歴史は古く、寛文十二年(一六七二)頃からみえはじめ、享保四年(一七一九)には城下三十九町の山車、屋臺があったと伝わる。
 享保四年(一七一九)の記録によると、
一番 馬場町 剣赤熊陽立人形
二番 宮島町 山車 天狗 花籠  
三番 大工町 山車 棕櫚鉾三本、屋臺奴二〇名
四番 日野町 山車 高砂人形 獅子頭屋臺
五番 裏町 矢車 藝屋臺
六番 伝馬町 剣赤熊人形屋臺
七番 熱木町 山車 剣赤熊人形屋臺 鎖釣引
八番 南新町 山車 剣赤熊人形屋臺 舟弁慶
九番 材木町 山車 鹿角紅葉抜出奴
十番 曲師町 山車 剣唐人上官益子祭
十一番 歌橋町 山車 剣木口
十二番 本郷町 山車 剣木口 氏若衆七名
十三番 池上町 山車 剣屋臺藝妓七名
十四番 蓬莱町 山車 武蔵野人形屋臺
十五番 挽路町 山車 獅子牡丹人形屋臺
十六番 新石町 武蔵野藝屋臺
十七番 杉原町 山車 武蔵野藝屋臺
十八番 鉄砲町 山車 剣赤熊 七福神中布袋ノ作物
十九番 茂登町 芭蕉輪寶二本
廿番 材木横町 山車 軍配團扇幌
廿一番 大黒町 山車 剣赤熊人形屋臺 頼政ノ鵺退治
廿二番 上河原町 山車 柳ニ毬鉾一〇本
廿三番 小袋町 山車 袋に蝶幌
廿四番 石町 山車。飾ナシ藝屋臺 子供四名
廿五番 大町 山車 水車 奴十九名 伊達警固八名 笠鉾一本
廿六番 押切町 山車 藝屋臺
廿七番 扇町 山車 軍配團扇藝屋臺
廿八番 新宿町 山車 火焔太鼓
廿九番 今小路町 山車 平忠盛人形屋臺
三十番 寺町 剣赤熊 藝屋臺 子供七名
三十一番 清厳寺町(清水町) 山車 剣赤熊 田原藤太三上ノ百足退治。  
三十二番 千手町 山車 剣赤熊 鉾二本
三十三番 小門町 幟三本
三十四番 小田町 幟三本
三十五番 剣宮町 山車 武蔵野剣五本
三十六番 博労町 幟三本
三十七番 下河原町 剣五本
三十八番 新田町(清住町) 山車 七郷花幟一本
三十九番 小伝馬町 山車 剣赤熊 幟二本
となっている盛大なものであった。
□外部リンク
「日本の山車」を執筆している一人閑(ひとりしずか)と申します。早速ですが、貴方のブログ記事を「外部リンク」として紹介させていただきましたのでお知らせします。もしご迷惑でしたらお申し出ください。削除いたします。
◇日本の山車 ブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/ypjcd447/
◇日本の山車 ホームページ
http://hiyou.easy-magic.com/

◇祇園祭とアマテラス
2011/10/2(日) 午後 7:09
... 御神体人形は、胸に鏡を掛けた白衣姿の天照大神を中央に ... それも巡行する山車の山には赤熊(しゃぐま)をつけた悪鬼の首が置かれている。    この赤熊(しゃぐま)とよばれる悪鬼は誰のことなんだろう。    それもホツマツタエにそのヒントが隠さ ...
 http://blogs.yahoo.co.jp/itigonnusi/65405692.html

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