暘州通信

日本の山車

01447 鞆町のお手火神事

2008年06月23日 | 日本の山車
01447 鞆町のお手火神事
広島県福山市鞆町
沼名前神社(ぬなくまじんじゃ)

□祭は七月上旬

□汎論
いまは福山市になったが、以前は鞆の浦といえば兵庫県証とともに「鯛網漁」の屈指の漁場だった。昭和三〇年ごろ、狭い路地の裏で背中に赤ん坊をくくりつけたおばちゃんが七輪に日をおこし、目の下四〇センチもあろうかという大鯛を無造作に焼いていたのを見てびっくりしたのを思い出す。
お正月、いや結婚式でもちょっとお目にかかれない代物だった。
沼名前神社で行われる「お手火神事」は、由緒不明とはいえ、信州戸隠神社の柱祭とおなじものとされ、和歌山県、熊野那智大社の「那智の火祭」、京都・由岐神社の、「鞍馬の火祭」とともに日本三大火祭のひとつに数えられる。


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