暘州通信

日本の山車

玉依姫 様(八五)

2013年03月06日 | 日本の山車
玉依姫 様(八五)

 こんにちは、

>日氏は中臣(藤原)氏の先祖で、中国大陸の西方よりの渡来人とのこと、私もそうではないかと思っていたのですが、半信半疑でした。しずか様のコメントで少し頭が整理された気がします。さて、問題は加茂氏です……

 『隋書 第二巻 高祖紀』に、「倭王は、天をもって兄となし、日をもって弟となす」との記述があります。これに付言すれば、「火は妹、赤い色は火の象徴」とでもいえそうです。中国の古書には紀元前後にすでに倭の記述があり、唐代には【日本】とあり、唐、宋代には、【日本國】と【倭国】を別國として扱かった記述も見られます。
 【倭国】は、『山海經・せんがいきょう』に「燕の属國」とあり、紀元前には、もしかすうると、關半島(朝鮮半島)南部には、倭人の居住する倭の國の一部が及んでいたかもしれません。
 『魏書 巻三〇 東夷傳 倭人の條』 通称、『魏志倭人傳』は外国から見た日本の記述として貴重ですが、この記述をもって当時の日本の実情を否定するのははなはだ困難で、「上告邪馬臺國はどこにあったか? その所在を論じた書はあまたあるものの、いまだに所在が不明になっています。
 このような状況の中で、「加茂氏」の出自を考えるのははなはだ至難と思われます。

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