暘州通信

日本の山車

◇01663 羽村春祭

2009年07月19日 | 日本の山車
◇01663 羽村春祭
東京都羽村市
八雲神社ほか
□祭は四月中旬。
山車を曳く。
□汎論
 羽村春祭は八雲神社ほか各社の合同祭として行われる。今では少なくなった稚児髷姿の少女らが見られる。稚児輪(ちごわ)、唐輪(からわ)、唐子髷(からこまげ)などともよばれる。平安時代から戦国時代の少年の髪形だったといわれ、江戸期になって少女らの髪形となった。歌舞伎、長唄、祭など古式を尚ぶさいに結われる。現在はまったく廃れ、きわめて限られた範囲でしか見られない。
 稚児髷を結う祭には、
羽村春祭り 埼玉県羽村市
古川祭 岐阜県飛騨市
先帝祭 赤間神宮 山口県下関市
田植祭 住吉大社 大阪市住吉区
源氏まつり 兵庫県川西市
ジャンボ雛壇 岩槻祭 埼玉県さいたま市岩槻区
原町祇園祭 群馬県東吾妻町
中之条祇園祭 群馬県中之条町
伊勢町祇園祭 群馬県中之条町
櫛祭 安井金比羅宮 京都府京都市
 などがある。中之条祇園祭では少女らが手古舞を披露する。


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