暘州通信

日本の山車

◆01047 本庄稲荷神社のヨイマカ

2012年05月25日 | 日本の山車
◆01047 本庄稲荷神社のヨイマカ
□社名 本庄稲荷神社(本庄剣柄稲荷神社)
□所在地 宮崎県東諸県郡国富町本庄
□祭神
□祭は旧暦の六月下旬。
□山車
山車の形態(呼称)は、ヨイマカ。
□汎論
 本庄稲荷神社の創祀は相当古いと推定されるが詳細は不明。例祭は、本社を出御になった祭神が仮宮に当てられる大将軍神社におわたりになり、そこで仮泊し、翌日還御になる。この還御の祭神をひとときでも長く引きとめようと、ヨイマカが帰途の前途をさえぎり、揉みあいになる。【ヨイマカ】は当地独特の山車で、形態から見れば太鼓臺である。当地の豪商らが難波との交易で見て伝えたとの伝承があるようだが。豊豫海峡対岸の伊豫(愛媛県)にある【四ツ太鼓】に形態がちかく、おそらく伊豫からの伝播であろう。
 赤色、黄色、水色、白色の四色の背もたれ状の保護凭(ほごもたれ)に支えられ、少年四名が向き合い、ヨイマカがどんなに乱暴に扱われようと、平然と太鼓を打ち続ける姿はけなげである。
 六日町には歌舞伎の名場面を再現した「歌舞伎見立人形」が飾られ、観客に供される。

行政コード番号は従前のままです。 
20120520 更新

最新の画像もっと見る

コメントを投稿