暘州通信

日本の山車

00003 若一王子神社祭

2007年01月01日 | Weblog
00003 若一王子神社祭
長野県大町市大町2,097
若一王子神社
祭神
伊弉冉尊(いざなみのみこと)
二品王(にしなおう)
妹耶姫(いもやひめ)
若一王子(にゃくいちおうじ)

祭は7月下旬。
舞臺とよぶ山車6臺を曳く。

□山車
・大黒町
天保9年に松本市本町2丁目で建造されたもの。三輪。
本座人形は大黒天。

・高見町
天保年間の再建という。
本座は獅子頭。

・五日町
嘉永元年(1848)の建造。山車を御船とよんでいた。
本座は御幣。

・六日町
天井裏に天保元年(1948)修復時の墨書きあることが知られている。
本座人形は安倍保名。嘉永元年(1854)記録のあるきつねのからくりがある。

・八日町
文久3年(1862)の創建。
本座は弊。

・九日町
江戸末期の建造。
本座人形は安珍と清姫。

□汎論
垂仁天皇時代、二品王がこの地に封じられたとき、現在の地に社を建て伊弉冉尊を祀
ったと伝えられ、 のち、二品王と妹耶姫を本神社に併祀した。
仁科氏が安曇郡を領することとなり、社殿の修復等を行った。のちに仁科次郎盛遠宿禰が、紀州の熊野権現(那智大社)に詣でたとき、第五殿の若一王子を勧請したことから
若一の宮と称されてきた。
代々の領主が崇敬を厚く度々造営修理が加えられた安曇野の古社であり、現在の本殿は仁科盛康によって造営された。
江戸時代には松本城主の崇敬篤く、承応3年に社殿の大修復が行われた。
穂高神社・宮本神明宮と共に仁科の三大社と称せられる。

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