暘州通信

日本の山車

◆06451 米多浮流

2010年02月11日 | 日本の山車
◆06451 米多浮流
佐賀県三養基郡上峰町前牟田
老松神社
□祭は十月中旬-下旬(不定期)
□汎論
 上峰町は佐賀県の東部に位置する町。老松神社は、
福岡県嘉穂郡桂川町
福岡県糸島市
福岡県春日市
福岡県太宰府市
 など、ほぼ九州にある神社で、中国地方には、
山口県防府市
にある。祭神はオオクニヌシノミコト(大国主命)、オオモノヌシノミコト(大物主命)、コトシロヌシノミコト(事代主命)、スガワラミチザネコウ(菅原道真公)などで、スガワラミチザネコウ以外は出雲系の神々である。
 上峰町前牟田にある老松神社の祭には「米多浮流(めたふりゅう)」が奉納される。不定期で、近年は隔年に行われ、「てんつくまい」に分類されている。
 「てんつくまい」は、天衝舞、天竺舞、天月舞、などの文字があてられるがその意味は不明である。三人の舞手が、「テンツく、また、テンツキ」よぶ二メートルほどの角の冠りものをかぶって舞う。
 佐賀市(旧富士町)市川には、おなじような天衝舞である「市川浮流(いちのかわふりゅう)があり、こちらは一人舞である。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿