暘州通信

日本の山車

22155 御柱を立てる場所

2007年02月25日 | 日本の山車
22155 御柱を立てる場所
長野県諏訪大社ほかの神社で立てられる御柱の場所、位置は本殿の四方というのがほぼ定法だが、例外がある。
長野県塩尻市(旧楢川村)平沢の諏訪神社は本殿ではなく拝殿の前の左右に2本づつ並べて立てる。
長野県塩尻市(旧楢川村)贄川の麻衣野神社も本殿ではなく本殿前の境内に直線状に4本が立てられる。
長野県東筑摩郡山形村では、諏訪神社境内には御柱がなく、場所によっては数百メートルも離れた場所に分散して1本づつ立てられる。しかも、立てられる場所は、集落の辻や、道祖神や庚申、馬頭観音、二十三夜塔など野の仏の祀られている祭祀場などである。
しかも、土地のひとの話によると、この御柱は諏訪神社とは無関係だといい、御柱立ても諏訪神社とは必ずしも一致せず、柱の数も大小5ー6本はあるのではないか? ということだった。御柱が諏訪神から分離独立して信仰の対象になっている。
このうち3本は確認できた。
立てられる柱の数は4本が通例で、2本、1本ということもある。新潟県新発田市の諏訪神社では、諏訪神社で立替のすんだ旧柱1本を拝領し、本殿まえに立てる。
鳥取県智頭町でも信州にならって御柱を立てているが1本である。
3本立てる例は知らない。



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