暘州通信

日本の山車

00908 佃島住吉神社祭

2009年01月25日 | 日本の山車
00908 佃島住吉神社祭

東京都中央区佃一丁目

佃島住吉神社

□祭は八月上旬。

太鼓山車、獅子山車がある

・一部 上町

太鼓山車。昭和三四年の建造、浅草田原町の岡田屋太鼓店。

・二部 下町

太鼓山車。昭和三四年一一月の建造。浅草田原町の岡田屋太鼓店。

・三部 東町また向町ともいう

太鼓山車は昭和三一年八月の建造。彫刻は漁商高橋長吉。中沢弘の作。

次の三地区には山車各一臺、三臺の山車があったが現存しない。

・佃島

・新佃

・月島

□汎論

葛飾北斎の冨嶽三十六景でも知られる佃島は、隅田川が東京湾にそそぐ位置にある。

徳川家康関東開府にあたって摂津国佃村(現大阪市西淀川区佃)の漁師らが江戸に移り住んだ地だといい、正保二年(一六四五)、現地に百間四方の土地を埋め立てて島とし永住することになり、郷里の佃村にちなんで佃嶋と名づけた。

住吉神社は郷里の佃村から同行した神官の平岡権大夫好次が、摂津佃村の住吉社(現在は田蓑神社)より分祀を受けて祀ったとされる。田蓑神社は、はじめ田蓑嶋神社、住吉神社、田蓑神社と変遷している。神功皇后が三韓からの帰途、摂津佃村に住吉三神を祀ったと伝えられ、のちに神功皇后も祭神に祀られている。住吉大社より由緒が古く、世に言う難波河尻島の八十島祭は田蓑神社の祭であった。境内に謡曲の芦刈の碑がある。

謡曲の芦刈は、京都祇園祭に芦刈山が曳かれ、飛騨高山の三ノ町にある恵比寿臺は旧臺を芦刈といい、日下新左衛門が淀川畔で芦をかるからくりが戯あった。





□外部関連リンク



◇住吉大祭 佃・月島

2008/8/1(金) 午後 8:46

... 大阪の佃にある田蓑神社(江戸以前は住吉神社)も今日がお祭りです。 大阪では圧倒的に住吉大社系の神社が多いのですが、時代の趨勢で祭りの日程はほとんど週末です。 ... 太鼓を載せた山車を曳きます。 山車は、その外見から通称「ふとん太鼓」と呼ば
http://blogs.yahoo.co.jp/tsukudayl/13672144.html

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