暘州通信

日本の山車

◆01959 西町モウケ神社祭

2012年02月26日 | 日本の山車
◆01959 西町モウケ神社祭
□社名 □神社(□.、文字なし) 
□所在地 千葉県鴨川市西町
□祭神
アメノオオヒルメムチノミコト 天大日□貴命(□、文字なし)
アメノヒワシノミコト 天日鷲命
□祭は
□山車
屋臺
・西町地区
(順不同)
□汎論
 □神社(□.、文字なし)の、□は、「まだれに寺」と書く、表現を改めると「痔のニスイ偏を省いた文字」というこおとになる。西町のモウケ神社は、源頼朝が、伊勢神宮に寄進した荘園だったと伝わり、境内にも【東条御厨】と呼ばれた説明札が立てられている。
 鳥取市鹿野町河内 に、【茂宇気神社】がありこちらも「もうけじんじゃ」とよばれ、近年これが商いの「儲け」につながるとして、縁起がいいので参詣者が増加しているといわれる。また、鳥取県日野町金持には【金持神社】があり、いっしょに参詣すると宝くじが当たったり、利益が得られ? お礼に参るという方もあるらしい。もとは妙見様を祀る神社で、元禄期に現在の茂宇気神社の社号に改称されたとある。
 語源の考証になるが、長崎県南高来郡に有家町があった。現在は南島原市になっている。【ウケ】は、トヨウケヒメノミコト(豐受比賣命)、ウケモチノカミ(保食神、ときに稲荷神のウカノミタマノカミ)などのウケと同義ではないだろうか。モウケ神社の祭神がオオヒルメムチであることから、のちにアマテラスオオミカミと同じとみなされるようになっている。
  モウケ神社に共通するのは【ヒ】で、【日神】、【中臣氏】、【阿波忌部】、安房とつながる。
 □神社(□は、まだれに寺)の□には、「かみだち、かんだち」の訓みがあり、「神立」とも書かれ、祭祀にかかわるひとなどが潔斎するときに籠る「齋館」のことだともいう。
 難しいことはさておいて、地元でお聞きした話によると、西町モウケ神社にお参りして、賽銭を寄進するとその額に応じて賽得があるそうで、多ければ多いほうがより福運があたえられるのだそうである。
 大阪堀江の惠比壽神社は、西宮神社のえべっさん、なんばの夷神社と同じように参詣人が多いが、初詣に来た人が投じた宝くじから一億円の当たりが出たとかで話題になったことがある。関東方面で宝くじをお買いになる方は「西町モウケ神社」にお参りしたあとのほうがいいかもしれない(笑)

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